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大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
第8試合は皇治が三浦孝太に2ラウンドTKO勝ちを収めた。
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■宣言通りのサッカーボールキック
自身初のMMAルールとなった皇治に対し、MMA4戦目となるサッカー“キングカズ”の次男・三浦。13歳差の『新旧モテ男対決』を制したのは皇治だった。
試合はお互い距離を取りながらスタンドの攻防。第1ラウンドから皇治の打撃がヒットし、三浦がフラつく場面もあった。終了間際には皇治がパウンドで仕留めにかかる場面もあったが、フィニッシュに至らず。
第2ラウンド、皇治は三浦のタックルを巧みに回避し、MMA技術を披露。最後はコーナー際の攻防で倒れ込んだ三浦へ皇治は間髪を入れず宣言通りのサッカーボールキックでフィニッシュした。
■皇治「芦澤、根性見せろよ」
試合後、マイクを取った皇治は「ちょっとステロイド打ったらこんな感じになるな、せこいわ」と木村“フィリップ”ミノルを引き合いに出しつつ、「というのは冗談で。34歳、格闘家としたらおっさんですが、諦めず挑戦したらこんなことあるんですね。色んなことを背負っている三浦くんには、リスペクトしています」と三浦へ賛辞を贈った。
また、戦前には自ら『新旧モテ男対決』とし、「もう卒業したいんやけど、モテてしゃーないのは俺やな」と皇治節で会場を盛り上げた。最後に「芦澤、根性見せろよ」と、続く第9試合で同じくMMAデビューとなる芦澤竜誠へエールを送り、リングを後にした。
皇治はキック52戦31勝(10KO)18敗、キャリア初のMMAをKO勝利で飾った。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)