【MLB】「大谷翔平との契約」を目標に掲げたのは争奪戦本命ドジャースのみ 公式がウインターミーティングにおける各球団の最優先事項を紹介 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「大谷翔平との契約」を目標に掲げたのは争奪戦本命ドジャースのみ 公式がウインターミーティングにおける各球団の最優先事項を紹介

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【MLB】「大谷翔平との契約」を目標に掲げたのは争奪戦本命ドジャースのみ 公式がウインターミーティングにおける各球団の最優先事項を紹介
  • 【MLB】「大谷翔平との契約」を目標に掲げたのは争奪戦本命ドジャースのみ 公式がウインターミーティングにおける各球団の最優先事項を紹介

オフ最大のイベント「ウインターミーティング」が4日(日本時間5日)から米テネシー州ナッシュビルで始まる。監督、球団幹部、代理人らが一堂に会する移籍交渉のヤマ場とされており、フリーエージェント(FA)となった大谷翔平の動向が最注目となっている。

MLB公式サイトは1日(同2日)、「各チームのウインターミーティングにおける目標」と題して記事を公開。球団それぞれの補強ポジションなどを紹介した。

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■ド軍はオオタニを獲得できるかどうかで評価が決まる

ウインターミーティングは4日間行われ、期間中に移籍交渉が進むケースも多い。今回の注目は間違いなく大谷の動向であり、契約締結に至る可能性も指摘されている。

MLB公式サイトは1日(同2日)、ウインターミーティングにおいて各チームが取り組むべき目標を紹介。その中で、ロサンゼルス・ドジャースの目標についてはズバリ「大谷との契約」と記した。

記事は、ドジャースに必要なのは先発投手や遊撃手であることを認めながらも「最終的にドジャースのオフシーズンは、オオタニを獲得できるかどうかによって評価される可能性が高い。ドジャースとオオタニは完璧な相性であると長い間考えられてきたし、チームは彼が日本でプレーしていた頃からほぼ10年にわたり、獲得を夢見てきた。ナッシュビルでのウインターミーティングは、それを現実化するのに最適なタイミングだ」とした。

また、大谷争奪戦参加が伝えられているサンフランシスコ・ジャイアンツも「大スターの獲得」が目標に設定された。記事はフランチャイズの顔となるスター選手がいないことを嘆いた上で「ロースターを大幅にアップグレードするようファンからのプレッシャーが高まっている」と指摘。そのため、FA市場ではトップ選手の獲得に動くと予想。「日本のスター、オオタニとヨシノブ・ヤマモトがリストの上位に名を連ねている。ジャイアンツには確かに大成功を収めるだけの資金力があるため、最終的にビッグネームと契約する可能性はある」とし、ウインターミーティング期間中に大谷を含めて山本由伸投手らスター選手獲得に動くよう求めた。

■ブルージェイズは三塁手、左翼手がターゲット

“古巣”エンゼルスの目標は「大谷との関係を確認すること」と控えめ。記事によるとエンゼルスのトップターゲットは依然、大谷のままだという。そこで「エンゼルスは彼が再契約に応じるかどうか、その確率を調べる必要がある」とコメント。低迷を続けているチームは、新たに戦力を加えてテコ入れをはかる必要があるが、総額5億ドル(約750億円)とされる大谷の契約次第で必然的に予算配分が変わってくる。そのため、ウインターミーティング中にやるべきこととして、大谷の気持ちを確認することが最優先の目標になると主張した。

シカゴ・カブスも大谷獲得レースに参戦しているようだが、「投手獲得に弾みをつける」ことが目標とされた。記事は「オオタニの去就が決まったら、多くのチームが速やかにプランBを実行するだろう」と記し、動きが出るまでは投手陣の整備にまい進することを勧めた。

ここ数日、大谷獲得のダークホースとして急浮上してきたトロント・ブルージェイズは大谷に言及せず、三塁手や左翼手の補強を目標に定めていた。

明確に大谷獲得を目標に掲げたのは、ドジャースのみ。そして、大谷を含めてビッグネームの獲得を目指すのがジャイアンツとなった。実際にウインターミーティングではどのようなアクションがあるのか、週明けから目が離せなくなりそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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