「苦しみながら戦っていた」那須川天心に元ボクシング世界王者が“KOの仕方”を伝授 「コツとタイミングさえ押さえればすぐ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「苦しみながら戦っていた」那須川天心に元ボクシング世界王者が“KOの仕方”を伝授 「コツとタイミングさえ押さえればすぐ」

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「苦しみながら戦っていた」那須川天心に元ボクシング世界王者が“KOの仕方”を伝授 「コツとタイミングさえ押さえればすぐ」
  • 「苦しみながら戦っていた」那須川天心に元ボクシング世界王者が“KOの仕方”を伝授 「コツとタイミングさえ押さえればすぐ」

日本スーパーバンタム級7位の那須川天心は11月30日、都内で行われた『エキサイトマッチSP』(12月11日放送・配信)にゲスト出演。9月6日に行われたプロボクシング転向後2戦目を当時の心境を交えて解説した。

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■長谷川氏「苦しみながら戦っていたんだなと」

那須川は2戦目でメキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマンと対戦し、8回フルラウンドの末、判定勝ちした。

番組には元ボクシング世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏も出演。元世界王者から見ても、那須川のスピードは別格のようで、「めちゃくちゃ速いですよ!スピードを生かせば、もっとKOできる」とし、「完成度は上がってるのであとは、ボクシングのキャリアを積んでいくのみ」と、後輩ボクサーの背中を押した。

第3ラウンドでは那須川が「キックは3ラウンドしかないので、絶対に前に出てくる。そこにカウンターを合わせれば勝てたけど、(ボクシングは)長いラウンドなので、『出てこないな、どうしよう…』と思っていた」と当時の心境を吐露。

ほかにも「連打の練習をやっていなかったので、セコンドから『攻めろ!まとめろ!』と言われていたけど(まとめ方が)分かんねぇー!」と葛藤していたことや、「8ラウンドが初めてで『山を作る』というのが分からなかった」など、試合を観ながら当時を振り返った。

そんな那須川に対し、長谷川氏は「苦しみながら戦っていたんだな、とわかった」と共感。悩める那須川にまとめ方などをアドバイスした。収録後も積極的に世界王者からレクチャーを受けた那須川は、「めちゃめちゃ勉強になった。説得力がある」と収穫があった様子で、「長谷川さんも、『初めからKOで倒してたわけじゃない。コツが分かってから倒せるようになった』と。『コツとタイミングさえ押さえればすぐだと思う』と言ってくれた」と笑顔で語った。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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