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日本代表MFの久保建英が所属するレアル・ソシエダは26日(日本時間27日 0時15分キックオフ)、ラ・リーガ第14節でセビージャと対戦。スペイン紙の『MARCA』がスタメンを予想している。
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■最大のポイントはミケル・オジャルサバルの状態
インターナショナルマッチウィーク明けとなるセビージャ戦、レアル・ソシエダはCBのイゴール・スベルディアとインサイドハーフのブライス・メンデスが出場停止から復帰。一方、前節のアルメリア戦でゴールを決めたCFのカルロス・フェルナンデスなどは負傷により欠場の見込みだ。
今節、最大のポイントはミケル・オジャルサバルの状態だろう。スペイン代表で故障したエースについて、セビージャ戦に向けた記者会見でイマノル・アルグアシル監督は「ミケルはとても賢明で、自分自身をよく理解している。スペイン代表からチームに戻ってきてすぐ『それほど深刻な怪我ではない』と言っていた」と明かした。
オジャルサバルがスタメンの可能性も残すが、『MARCA』は「カルロス・フェルナンデスの欠場とオジャルサバルの問題により、ウマル・サディクが先発する可能性もある」と予想。実際、記者会見でイマノル監督も「サディクにもチャンスがある。彼はクオリティと連係レベルが高い」と語っている。
チーム最多の7ゴールをマークしているオジャルサバルがベンチスタートの場合、得点源として期待がかかるのは久保だ。
オジャルサバルに次ぐチーム2位の5得点と好調の久保は、日本代表でも21日に行われたワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦で先制ゴールを奪取。豪快ミドルを決めた勢いそのままに、クラブでも活躍なるか。指揮官から「連係レベルが高い」と評されるサディクとのコンビネーションが噛み合えば、久保がネットを揺らしてレアル・ソシエダに歓喜を呼び込む可能性もあるだろう。
■レアル・ソシエダの予想スタメン
フォーメーション:4-3-3
GK:アレックス・レミロ
右SB:アマリ・トラオレ、右CB:イゴール・スベルディア、左CB:ロビン・ル・ノルマン、左SB:アイエン・ムニョス
アンカー:マルティン・スビメンディ、右インサイドハーフ:ブライス・メンデス、左インサイドハーフ:ミケル・メリーノ
右ウイング:久保建英、CF:ウマル・サディク、左ウイング:アンデル・バレネチェア
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文●SPREAD編集部