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フリーエージェント(FA)になった大谷翔平投手の新天地に関して、米メディアは連日のように予想記事を掲載。しかし、大谷本人も代理人も取材に応じていないため、担当記者は周辺取材に終始。そのため決定的な報道はここまで出ていない。そこでMLB公式サイトはついに奥の手を採用、透視霊能者に移籍先を占ってもらった。果たして、特殊能力を駆使した結果は――。
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■エンゼルス加入も言い当てた実績
大谷の移籍先を巡る報道は過熱。担当記者が必死に情報収集に努めるなか、MLB公式サイトはまさかの方法で新天地を予想した。
同サイトは23日(日本時間24日)、「オオタニはどのチームとサインするのか? 以前的中させた霊能者に聞いてみた」と題して、記事を公開。2017年に大谷がメジャー挑戦を表明した際、ロサンゼルス・エンゼルス加入を言い当てたプロの透視霊能者、シャラ・オギン氏を再び登場させ、移籍先を占ってもらった。
担当したマット・モナガン記者はメジャー全30球団では多過ぎるとし、有力視されているエンゼルス、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、ニューヨーク・メッツ、シアトル・マリナーズ、ボストン・レッドソックス、テキサス・レンジャーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツをオギン氏に提示。8球団の名前を受け取った同氏は、丸1日瞑想にふけったという。
そして24時間後、「それぞれの球団の波動を見ます」と言うと、ドジャース、パドレス、レッドソックス、レンジャーズの4球団には即座に「ノー」を突きつけた。
さらにジャイアンツに関しても「私の体がノーと感じた。これらのチームについて私は何も知らないが……」と話し、5球団を候補から外した。
すると、メッツに対しては「上昇している。確かに強い可能性を感じる。ニューヨークという大都市の魅力がある」と好感触だった。
■エンゼルスとは家族のような関係
次に挙げたのはマリナーズ。しかし「理由はよく分からない。何となくバイブレーションを感じてイエスとなった。ただ、彼はかに座で自分の家や環境が快適であること、そして、どこであろうとも安全な場所を作ることを好むから、そのあたりが関係しているのかもしれない」と告げた。
同氏がもっともポジティブなエネルギーを感じたのは、意外にも古巣のエンゼルスだった。「オオタニの魂の目的は、他の人々に何でもできることを教え、人々が立ち上がることに力を与えること」と話した上で、「私がエンゼルスを推しているのは、彼が本当に強い家族への価値観を持っているから。私の推測だが、彼はエンゼルスと家族のような関係を築いているのではないかと思う」とし、在籍6年の間に培った関係性は堅固で、大谷はそれを重視すると予測した。
新天地予想もついに特殊能力に頼るところまで来たようだが、信じるか信じないかはあなた次第……といったところか。
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文●SPREAD編集部