【MLB】公式サイトのFAランキングで大谷翔平1位 来季の登板は不可能でも「打撃だけでジャッジと同じレベルの契約になる」と予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】公式サイトのFAランキングで大谷翔平1位 来季の登板は不可能でも「打撃だけでジャッジと同じレベルの契約になる」と予想

スポーツ 短信
【MLB】公式サイトのFAランキングで大谷翔平1位 来季の登板は不可能でも「打撃だけでジャッジと同じレベルの契約になる」と予想
  • 【MLB】公式サイトのFAランキングで大谷翔平1位 来季の登板は不可能でも「打撃だけでジャッジと同じレベルの契約になる」と予想

ワールドシリーズ(WS)終了を受けて、いよいよフリーエージェント(FA)市場がスタートする。MLB公式サイトは1日(日本時間2日)、FAとなる選手をランキング化し、トップ25を選出した。1位は大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)で、2位には山本由伸オリックス・バファローズ)が入り、16位には今永昇太横浜DeNAベイスターズ)がランクインした。

◆大谷翔平“大本命”のドジャース、リスクを冒して二刀流獲得にフォーカス 「何があってもそのチャンスを阻止できない」

■いよいよFA市場がスタート

テキサス・レンジャーズの初優勝で幕を閉じたWS。これを受けて、大谷ら対象選手は明日2日(同3日)から正式にFAとなる。

地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』のビル・シャイキン記者がWS終了直後に「いよいよだ。ショウヘイ・オオタニが明日、正式にフリーエージェントとなる」と投稿するなどFA戦線に対する関心は高い。

MLB公式サイトのマーク・ファインサンド記者もFA市場の開幕に合わせて記事を公開。今オフにFAとなる選手をランキング化し、トップ25を発表した。

同記者は球団幹部、スカウト、選手代理人に対する取材をもとにランキングを作成。その結果、1位には大谷を指名した。「右肘手術を行ったとはいえ、オオタニは今年のFA選手の中でトップであることは間違いない。彼がいつマウンドに復帰するか不明だが、打撃だけでも昨オフに9年総額3億6000万ドル(約541億円)でニューヨーク・ヤンキースと再契約したアーロン・ジャッジと同レベルの大型契約を締結できる」と予想。さらに、大谷がジャッジより若いことや2025年には再び登板できることを考慮すると「ジャッジをはるかにしのぐ契約になるかもしれない」とした。

また、記事は新天地候補としてロサンゼルス・エンゼルスロサンゼルス・ドジャースサンフランシスコ・ジャイアンツニューヨーク・メッツの4チームを挙げた。

■山本獲得には2億ドル以上が必要か

大谷に続く2位に入った山本については「最近2年間でMVPと沢村賞をダブル受賞し、今季も含めて3年連続で投手三冠(最多勝・最優秀防御率・最多奪三振)に輝いた。各球団のスカウトは、今すぐにメジャーの先発1、2番手で投げられると考えている」と紹介し、期待を寄せた。そして、移籍先候補にはドジャース、メッツに加え、ボストン・レッドソックスの名前も挙げた。

山本に関しては、同じくMLB公式サイトが「ヤマモトは2億ドル(約302億円)以上を手にすることができるか」と題して、特集を組んだ。記事は米複数メディアに掲載された山本の評価を分析。その結果、契約を結ぶには総額2億ドル以上が必要な情勢になっていると説明した。

記事は「もしヤマモトが2億ドル以上の契約を結べば、2013年に東北楽天ゴールデンイーグルスからヤンキースへ総額1億5500万ドルで加入したマサヒロ・タナカを超え、日本プロ野球からメジャー入りした選手のなかでは最高額となる」と補足した。

大谷と山本は各メディアが選出するFAランクで軒並みワン・ツーを形成しており、今冬の移籍市場は日本選手2人を中心に動きそうだ。

◆ドジャースが大谷翔平の争奪戦から撤退する可能性 “マネーゲーム”が過熱した場合、「入札控える」と米地元紙

◆大谷翔平の移籍先として「適さない6球団」を選出 相性の悪さ1位は… 米メディアがランク付け

◆「平均4万7000人超え」ドジャース観客動員数が10年連続トップに 大谷翔平加入でさらなる“プラチナ化”も……

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
page top