今オフにフリーエージェント（FA）となる予定のロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が23日（日本時間24日）、米スポーツメディア『ブリーチャー・レポート』の今オフFAになる選手の「パワーヒッターランキング」で1位に選出された。
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■「打撃の強さだけでもMVP級」と評価
『ブリーチャー・レポート』は、「FAになるパワーヒッター・トップ10」と題して、記事を公開。
記事は冒頭で、「肘の手術を受けて投手としてのキャリアが中断されたにもかかわらず、ショウヘイ・オオタニは依然としてこの冬のFA市場で最注目の選手である。この冬に打撃の補強を検討しているチームにとって、彼は断然最高の選手だが、スタンドにボールを打ち込むことができるのは、彼だけではない」と記し、今オフのFA市場での大谷の注目度の高さを伝えた。
その上でランキング1位には大谷を推した。「ショウヘイ・オオタニは9月3日に2023年シーズン最後の試合を行ったが、それでもア・リーグトップの44本塁打を放ち、打率.304/.412/.654、OPS+184、塁打数325を記録した。肘の手術のため、彼は2024年にマウンドから遠ざかることになるが、単純に攻撃力の強さだけで依然としてMVP級の選手であり、攻撃面ではWARが6.0の選手だった」と評価。来季は投手としての出場は厳しいものの、攻撃力の高さだけでも最優秀選手に匹敵するとした。
さらに「彼は通算で14.5打席に1本のペースで本塁打を打っている。これはMLB史上13位に相当する記録。どの球団も小切手を切り彼と契約すれば、打線は完全に一変するだろう」と大谷の影響力を伝えている。ケガをしてもFAで最注目とされ、引く手あまたの大谷は来季どの球団でプレーするのか。契約内容を含め、引き続き目が離せない。
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（A.Kudo／SPREAD編集部）
