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PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」は19日、アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(千葉県/7079ヤード、パー70)で開幕する。
国内で行われる唯一のPGAツアートーナメントには、松山英樹など2022-23シーズンのFedExCupポイント上位60名に加え、国内ツアーメンバーの賞金ランキング上位8名など総勢78名が出場予定。
なかでも初開催の2019年から5年連続の参戦となる松山は国内外問わず注目度も高い。
今年も混戦が予想されるなか、海外ブックメーカー大手である「Bet365」は、18日時点での戦前オッズを公開した。
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■松山英樹は優勝予想トップ10入り
優勝予想1位は、現在世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレの8.00倍。次点ではコリン・モリカワの12.00倍、イム・ソンジェの13.00倍と続き、松山、リッキー・ファウラー、ミン・ウー・リーが17.00倍で並ぶ。
今年初の国内戦で活躍が期待される松山は、2019年から22年まで4年連続で出場し、優勝1回、トップ10入り2回、予選落ち無しと、ツアーのなかでも相性がいい。昨年は初日の出遅れが響き、40位タイと不本意な結果となってしまったが、過去の戦績から見ると活躍する可能性は十分だ。
他の日本選手は、9月のカズー・フランスオープンで欧州ツアー初優勝を果たした久常涼が67.00倍、賞金ランク1位の金谷拓実と同2位の中島啓太は81.00倍となっている。先週の日本オープンを2位で終え、滑り込みで出場権を獲得した石川遼は251.00倍と伏兵扱いだが、上昇ムード漂う石川も侮れない。下馬評を覆す活躍を見せられるか注目したい。
■日本人選手と有力選手の事前オッズ
18日時点での有力選手と日本人選手の優勝オッズは以下の通り。
8倍:ザンダー・シャウフェレ12倍:コリン・モリカワ13倍:イム・ソンジェ17倍:松山英樹、リッキー・ファウラー、ミン・ウー・リー19倍:サヒス・ティーガラ67倍:久常涼81倍:金谷拓実、中島啓太251倍:石川遼、今平周吾、蝉川泰果301倍:稲森佑貴351倍:小平智、永野竜太郎1001倍:堀川未来夢、平田憲聖1501倍:大西魁斗
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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)