
2023年シーズンに日本人初となる本塁打王に輝いたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。
投手としては23試合登板して10勝5敗、防御率3.14、167奪三振の成績。打者としては打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁を残すなど、各部門で安定したスタッツを記録した。
◆【実際の映像】大谷翔平は「簡単にMVPを獲得できる」 17年WBCのMVP、ストローマンが絶賛「最高レベルの我々が目を疑う」
■「簡単にMVPを獲得できる」
大谷は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝から幕を開けた今季、終盤に無念の負傷で途中離脱となってしまったものの、投打にわたりハイパフォーマンスを披露。その活躍ぶりには相手からも称賛の声が挙がってきた。
サイ・ヤング賞3度の実績を誇るロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショウは、今季開幕直後に『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えた記事内で、「彼はユニコーンで、野球史の中で匹敵する選手が現れるかどうかは分からない」とその能力を絶賛していた。
さらに、2017年にアメリカ代表としてWBC優勝に貢献し、MVPにも輝いたシカゴ・カブスのマーカス・ストローマンは大谷が2本塁打を放った6月27日(日本時間6月28日)の試合後に自身の公式X(旧Twitter)を更新。「簡単にMVPを獲得できる」とその後の活躍を予言し、「彼のやっていることは非常識で、最高レベルにいる我々全員が目を疑っている」と、二刀流で結果を残すその特異性に言及。
また、吉田正尚の指揮官であるボストン・レッドソックスのアレックス・コーラも今季の対戦時に大谷について、「野球界すべてのアスリートに対して敬意を払っているが、彼は我々のなかで史上最高のアスリートだ」とコメントしていた。
ア・リーグMVP獲得は確実と言われる今年の大谷の活躍。二刀流で披露したその異次元のパフォーマンスには相手選手、監督からも惜しみない賛辞が送られた。
◆大谷翔平、8度の“トラウタニ弾”で勝率は「87.5%」 去就も注目の両雄、気になる解体の可能性
◆大谷翔平は2023年も愛された タイトル争った“2021年HR王”に2年連続首位打者…各地で繰り広げた笑顔の交流
◆来季打者専念の大谷翔平、期待がかかる日本人初のメジャー200号到達 二塁打数は“安打製造機超え”が視界
(Y.Imoto/SPREAD編集部)
MVP with ease. He should win it every year. What he’s doing is insane. All of us at the highest level can’t believe our eyes. Truly remarkable. Be thankful you get to witness a real GOAT! #OHTANI https://t.co/D8Masl6dQt
— Marcus Stroman (@STR0) June 28, 2023