
プロ野球のレギュラーシーズンはセ・リーグが全日程を終了。パ・リーグも4チームが1試合ずつを残すのみとなり、タイトル争いの行方が注目される。
◆山本由伸、200億円超確実か マー君超え日本人最高額…大谷翔平の故障で“投手1位”
■沢村賞投手が今季も圧巻投球
投手では2年連続沢村賞のオリックス・バファローズ・山本由伸が今季も圧巻の投球を披露。ここまで23試合に登板し、16勝6敗、防御率は驚愕の1.21。奪三振は169で勝率は.727といずれもリーグトップ。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率を獲得すれば、史上初の“3年連続投手四冠”という前人未到の記録が誕生することになる。
また、打者で注目されるのが福岡ソフトバンクホークスの近藤健介。打率.303はオリックスの頓宮裕真の打率.307につづく2位につけ、本塁打はキャリアハイの25本。東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗、千葉ロッテマリーンズのグレゴリー・ポランコの26本に次ぐ3位タイで打点86はリーグトップとなっている。
9日にオリックスとの今季最終戦を迎えるが、頓宮が故障のためこのままシーズンを終えることが濃厚。2004年の松中信彦以来の三冠王獲得には3打数3安打以上、かつ1本塁打は最低条件となる。浅村の楽天とポランコのロッテは最終戦を残しており、厳しい条件が並んだなか史上9人目の偉業に挑むことになる。
はたして最終戦を終え、パ・リーグの2023年シーズンタイトルは誰の手に渡るのか。
◆山本由伸見たさに「日本巡礼の旅」 MLB幹部が熱視線…25歳を待つ“298億円超え”の契約
◆ジャイアンツ移籍なら…大谷翔平“幻の本塁打”がスタンドイン 山本由伸との“両獲り”が話題に
◆“今世紀最少”で決着か…4人が並ぶ異常事態 「投高打低」象徴する歴史的大混戦
(Y.Imoto/SPREAD編集部)