元バスケ日本代表主将が伝えたメンタルの重要性 “サプライズ訪問”の篠山竜青が熱血指導「ウィンターカップで輝いて」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

元バスケ日本代表主将が伝えたメンタルの重要性 “サプライズ訪問”の篠山竜青が熱血指導「ウィンターカップで輝いて」

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元バスケ日本代表主将が伝えたメンタルの重要性 “サプライズ訪問”の篠山竜青が熱血指導「ウィンターカップで輝いて」
  • 元バスケ日本代表主将が伝えたメンタルの重要性 “サプライズ訪問”の篠山竜青が熱血指導「ウィンターカップで輝いて」

部活生の強さひきだすプロジェクトRiseUP」が9月27日、桐光学園高校で行われ、元バスケットボール日本代表で川崎ブレイブサンダース篠山竜青が登場した。

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■プロジェクトの第3弾として登場

同プロジェクトは憧れの現役アスリート、元アスリートが全国の部活チームを訪問し、ヒーローたちの言葉を通して部活生がもつポテンシャルを最大限引き出す、というコンセプトで行われている。

第3弾として登場した篠山が訪れたのは、ウィンターカップ9年連続出場を決めたばかりの強豪桐光学園。前後半の2部制でイベントは行われた。

生徒たちの練習に篠山が“サプライズ登場”する形でスタート。4対4のミニゲームの後は篠山も参加しての5対5に。篠山は自らの言葉で生徒たちにアドバイスを送りながら、精力的にプレーし、場内は大盛り上がりを見せた。

■ポイントガードの心がけを伝授

篠山は生徒たちからの質問にも応じ、メンタルの重要性については「初戦で一番嫌なのは本気で勝ちにくる奴らの顔。ウィンターカップ1発目、格上のチームと当たることになっても、マジで勝ちにいこう。なんかやってやろうっていう気持ちが大事。そういう気持ちが重なって何か起きる。そういう気持ちを持つべき」と熱く語る。

また、ポイントガードとしての心がけについては「簡単に背中を向けない。プレッシャーかかってきたら抜く。ゲームをコントロールすることを意識しすぎず、あくまでバスケは1対1と考える。1度そういうプレーをすれば、相手はそれも警戒しなければいけないことになる」と返答した。

■栄養、睡眠についても指導

後半には株式会社 明治所属の栄養士、田中さんを招いての栄養講習会を実施。

田中さんからは風邪をひきやすいアスリートが意識するべき4つの栄養素についての説明があり、生徒たちは熱心にメモを取る様子が見られた。

田中さんからは「アスリートでも外出中など食事に栄養が足りない場合もある。その場合は家に帰ってからでも不足分を摂取するという心がけが大事です。栄養、睡眠にいかにこだわっていけるかが、最後の結果にも結びついてくる」とアドバイスが。体づくりについての助言もあった。

イベント後半には生徒たちへの栄養指導も行われた 提供:SPORTS BULL

■「自分自身刺激をもらった」

篠山は「久しぶりに高校生くらいの子たちと触れ合って、自分自身刺激をもらいましたし、改めて応援したい気持ちが強くなった」とコメント。

また、「神奈川代表としてチャレンジャーとして出ていくと思うので、自分が伝えられたいところは伝えられたかなと思います」と述べ、自身も神奈川育ちでブレイブサンダースでもプレーする篠山は、「神奈川をバスケでたくさん盛り上げたい気持ちがある。そういう意味でもウィンターカップでは輝いてほしい」とエールを送った。

桐光学園高の生徒たちと記念撮影する篠山竜青 提供:SPORTS BULL

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文●井本佳孝(SPREAD編集部)

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