【プレミアリーグ】遠藤航、リバプールでのプレーに「ワクワクしている」と重圧否定 クロップ監督も「彼はスーパー」と絶賛 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プレミアリーグ】遠藤航、リバプールでのプレーに「ワクワクしている」と重圧否定 クロップ監督も「彼はスーパー」と絶賛

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【プレミアリーグ】遠藤航、リバプールでのプレーに「ワクワクしている」と重圧否定 クロップ監督も「彼はスーパー」と絶賛
  • 【プレミアリーグ】遠藤航、リバプールでのプレーに「ワクワクしている」と重圧否定 クロップ監督も「彼はスーパー」と絶賛

リバプールに所属する遠藤航は、27日に行われたレスター・シティとのリーグ杯3回戦に先発出場し、移籍後初アシストを記録するなど攻守に躍動した。

3-1の勝利に貢献した日本代表MFが、スポーツメディア『The Athletic』のインタビューに応じ、プレミアリーグでの生活などについて語った。

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■指揮官「ワタルは支配的だった」

『The Athletic』は「ワタル・エンドウのリバプールでの最高のパフォーマンスは、彼がさまざまな要求に適応していることを示した」という見出しを掲げ、記事を公開。レスター戦で見せた好プレーによって、遠藤が新天地でフィットし始めていると評価した。

4児の父親でもある遠藤はインタビューの冒頭、子供たちが現地の学校に通い始めたことを楽しげに語り、「私たちは新しい家に引っ越したが、すべてが順調」とリバプールでの生活に満足している様子をうかがわせた。

一方、ピッチに目を向ければ、ここまで順風満帆だったとは言い難い。ベンチスタートが多く、リーグ戦・第6節終了時点での出場時間は合計90分にとどまっている。若手に投資するというクラブの方針を変えてまで30歳の遠藤を獲得したが、その成果は乏しかった。

しかし、このリーグ杯が転機となりそうで、ユルゲン・クロップ監督は「ワタルを見てくれ。彼が試合の中でどのように成長し、どれほど支配的だったか。ボールを奪い、パスしたシーンを見てほしい。彼はスーパーだったよ」と絶賛した。

■「適応を求められているのは守備」

遠藤も手ごたえを感じたようで「本当に楽しかった。これまでのどの試合よりも良いパフォーマンスができた。自分らしさを見せることができてうれしい」と笑い、「(特に)守備の面で適応しようと努力している。今夜の後半のようにプレーしたかった。ほかの試合でもそうしたかったが、(慣れるまでの)時間が必要だったと思う。今回初めて90分間しっかりプレーできて、違いを作り出せたように感じた」と振り返った。

『The Athletic』によると、遠藤はレスター戦でパスを52本中47本(90%)成功させたほか、チームメートの誰よりも多い13回ボールを奪還。そして、4回のインターセプトを成功させ、4回の空中戦のうち3回で勝利したという。

堂々たるスタッツを残した遠藤は、前所属シュツットガルトとの違いにも言及。「まずシステムが異なるし、ここでのゲームはより速く、求められているポジションは以前より少し高い。監督は、私がDFの前にいるだけになることを望んでいない。もっと高い位置に顔を出して、常にボールを奪おうとしないといけない」と説明した。

リバプールのようなビッグクラブでプレーすることについては「ここでは毎試合、勝たなければならないが、それによってプレッシャーを感じることはない」と重圧を否定。「クラブの一員になれてワクワクしている。私の夢だったし、それを楽しんでいる」などとコメントした。

レスター戦のようなプレーが続けば、リーグ戦でも出場時間が増えることは間違いないだろう。満員のアンフィールドで活躍する姿をファンは待っている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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