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アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは28日(日本時間29日)、本拠地でのシカゴ・カブス戦に「4番一塁」で先発出場。初回の第1打席に54号2ランを放ち今季136打点目、球団記録の「135」を更新した。
オルソンは、本塁打と打点部門で両リーグトップを独走。チームも勝利し、ナ・リーグ東地区独走の今季103勝目(56敗)を挙げた。
◆【実際の動画】滞空時間わずか3.8秒、オルソン54号“弾丸”アーチは球団新記録を後押しするメモリアルな一発に!
■球団本塁打記録も更新間近
オルソンは1点先制されて迎えた初回の第1打席、相手先発マーカス・ストローマンの6球目スラーブを捉えると、打球は滞空時間わずか3.8秒の弾丸ライナーで右翼スタンドポール際へ。両リーグ独走54号2ランは逆転の一発、今季136打点目をマークし、1920年以降公式記録となった打点の球団記録「135」を更新した。
試合はその後、マイケル・ハリス二世とロナルド・アクーニャJr.の適時打などで点差を広げたブレーブスが5-3で快勝。昨季途中にロサンゼルス・エンゼルスから移籍したライセル・イグレシアスが今季32セーブ目を挙げている。
これでブレーブスは今季304本塁打に到達。2019年ミネソタ・ツインズのシーズン記録、307本まであと「3本」に迫った。レギュラーシーズン残り3試合、こちらの記録更新にも注目したい。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)
With his 54th home run of the season, @mattolson21 sets the single-season franchise record for RBI with 136!#PorLaA pic.twitter.com/ITrdPfpdro
— Atlanta Braves (@Braves) September 28, 2023