【MLB】「優勝を争うための良い戦略」大谷翔平とジャッジの最強コンビ誕生か…米メディア提唱、ヤンキース再建計画 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「優勝を争うための良い戦略」大谷翔平とジャッジの最強コンビ誕生か…米メディア提唱、ヤンキース再建計画

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【MLB】「優勝を争うための良い戦略」大谷翔平とジャッジの最強コンビ誕生か…米メディア提唱、ヤンキース再建計画
  • 【MLB】「優勝を争うための良い戦略」大谷翔平とジャッジの最強コンビ誕生か…米メディア提唱、ヤンキース再建計画

24日(日本時間25日)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を1-7で落とし、プレーオフ進出の可能性が完全に消滅したニューヨーク・ヤンキース。2009年を最後にワールドシリーズ制覇から遠ざかっている名門は、どのような再建策を練るのか。オフの補強方針について、米メディアが注文を付けている。

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■トレードでのフアン・ソト獲得も促す

プレーオフ進出を逃すのは2016年以来7年ぶりとなったヤンキース。就任以来、5シーズン連続でプレーオフ進出に導いていたアーロン・ブーン監督の去就も微妙な情勢となっている。

今季を振り返り、主砲アーロン・ジャッジが「修正が必要なことがたくさん起こっている」と話せば、一塁手アンソニー・リゾも「我々は自分自身を鏡で見て、何が足りなかったのか自問しなければならない。このような状況になり、来季も今季と同じで良いとは言えないよね」とコメントした。

再建が急務の名門について、米スポーツメディア『The Athletic』は現地26日、「ヤンキースのクラブハウスは十分ではなかった。彼らはトレードやフリーエージェント(FA)市場を通じて改善できるだろうか」と題して記事を公開。低迷の要因として、負傷者の穴をカバーできなかった選手層の薄さを指摘しつつ、来季へ向けての補強プランを提言した。

同メディアは、まずトレードを要請。「競争力を高めたいならサンディエゴ・パドレスに連絡すべき」とし、“若き天才打者”フアン・ソトを獲得するよう促した。

■スタントンは「獲得の妨げにならない」

ソトはチームとの契約をあと1年残しているが、今オフに期間延長を含めて再契約交渉に臨むとされている。ただ、年俸が高額になることは必至で、波乱含み。条件面で折り合わず、再契約をあきらめた球団が、今オフでのトレードを模索する可能性もあると言われている。『The Athletic』は「ヤンキースが関与しない理由はない。ソトは十分に塁に出られない、十分に長打を打てないというチーム全体の問題を改善するだろう。彼を求めることは正しい選択」と強調した。

トレードでのソト獲得を進言した同メディアは、続いてFA市場における補強にも言及。大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)を「市場の宝石」と表現し、「来季は登板しないと予想されているが、依然として最高の打者の1人である」評価。「シンプルに最高の選手を擁することは、優勝を争うための良い戦略である」と訴え、すでにDHには年俸3200万ドル(約48億円)のジャンカルロ・スタントンが座っているものの、「それがオオタニ獲得を妨げるものではない」と断言した。

そのほか、シカゴ・カブスの外野手コディ・ベリンジャーや投手陣では山本由伸オリックス・バファローズ)の名前も挙がった。

大谷がヤンキースに移籍した場合、ジャッジとの超大砲コンビが誕生することになる。スタントンは外野を守れるほか、一塁へのコンバート案が浮上したこともあった。名門再建の切り札は、大谷やソトを獲得しての重量打線構築にあるのだろうか。注目だ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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