【MLB】キング争い決着か 44発の大谷翔平を7本差で追うルイス・ロベルトJr.「40号到達が現実的な目標」と“白旗” | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】キング争い決着か 44発の大谷翔平を7本差で追うルイス・ロベルトJr.「40号到達が現実的な目標」と“白旗”

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【MLB】キング争い決着か 44発の大谷翔平を7本差で追うルイス・ロベルトJr.「40号到達が現実的な目標」と“白旗”
  • 【MLB】キング争い決着か 44発の大谷翔平を7本差で追うルイス・ロベルトJr.「40号到達が現実的な目標」と“白旗”

ア・リーグ本塁打王争いで大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)を追うシカゴ・ホワイトソックスルイス・ロベルトJr.は20日(日本時間21日)、敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に「3番中堅」で先発出場。

37本塁打をマークし、44発の大谷に次ぐリーグ2位につけている大砲は2打席凡退した後、4回裏の守備からベンチに退いた。交代理由は不明だが、残り試合も少なくなってきており、逆転キングの道は険しくなってきた。試合は3-13でナショナルズが大勝した。

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■3戦連発の38号アーチはお預け

3戦連発の期待がかかっていたロベルトJr.だったが、1回の第1打席は空振り三振。3回の第2打席も中飛に倒れた。その後、4回裏の守備から交代し、38号アーチはお預け。大谷との差は7本のままで、残りは9試合。逆転での本塁打王奪取は難しい状況となってきた。

ケガをしたという情報はなく、チームは4回表を終えて1-8と敗色濃厚だったため、休養を与えた可能性が高いと見られている。

ロベルトJr.自身も本塁打王というより、すでに目標を40号到達に切り替えているようだ。MLB公式サイトによると「40本塁打を達成することは重要か」という質問に対して、「達成したいと思っているが、現実的に考えなければならない」と返答したという。

記者が「残り9試合であと3本打てばその目標に届くので、あなたのような強打者にとっては現実的な数字」と指摘すると、「再びその軌道に乗ろうとしている」と話し、復調への手ごたえを明かした。

■指揮官「今年の功績に敬意」と賛辞

ロベルトJr.は9月に入って不振に陥り、8月30日(同31日)のボルチモア・オリオールズ戦で35号を放った後、12試合ノーアーチという状態が続いていた。

しかし、現地18日のナショナルズ戦で36号3ランを打つと、翌19日の同カードでも2戦連発となる37号をマーク。本格復活となり、ペドロ・グリフォル監督も「彼の今年の功績に敬意を表する。とても、とてもね」と賛辞を贈っていた。

MLB公式サイトは「実際のところ、40本に達しようが達しまいが、彼にとって今季が素晴らしいシーズンであったことは間違いない」とし、「最高の強打者の1人としての地位を確立した」と評価。さらに「37本塁打はすでに中堅手としてのチーム記録であり、もし40号に届けば、球団としては2016年のトッド・フレイジャー以来の大台到達となる」と記し、本塁打王を逃したとしても、十分にインパクトを残したと称えた。

ロベルトJr.がどこまで本塁打を重ねるか注目だが、大谷まで届く可能性は極めて低くなった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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