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ロサンゼルス・エンゼルスは、大谷翔平が19日(日本時間20日)に右ひじの手術を受けたことを発表した。
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■前回のTJ手術と同じ医師が担当
大谷は8月23日(同8月24日)のシンシナティ・レッズ戦に先発したが、右ひじの靭帯を損傷した。20日の手術はロサンゼルス内の病院で行われ、前回2018年にトミー・ジョン手術を受けた時と同じニール・エルトラッシュ医師が担当。なお、手術の術式は明かされていない。
エンゼルス球団や現地記者の発表によると、大谷は2024年シーズンは打者に専念して開幕に向けて準備を進めるとされ、投手としての復帰は2025年シーズンを目指すという。
大谷は自身のインスタグラムを更新し、「早朝に手術を受け無事成功しました」と報告。さらに、「不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」とつづり、復帰へ向けて意気込んだ。
野手としては右わき腹の負傷で故障者リスト入りし、2023年シーズンを一足先に終えた大谷。手術を経て、完全復帰へ向けた新たな一歩を踏みだすことになった。
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文●SPREAD編集部