【卓球 アジア選手権】前回三冠の早田ひな、パリ五輪へカギ握る“中国対策” 孫穎沙、陳夢ら相手に互角に挑めるか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【卓球 アジア選手権】前回三冠の早田ひな、パリ五輪へカギ握る“中国対策” 孫穎沙、陳夢ら相手に互角に挑めるか

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【卓球 アジア選手権】前回三冠の早田ひな、パリ五輪へカギ握る“中国対策” 孫穎沙、陳夢ら相手に互角に挑めるか
  • 【卓球 アジア選手権】前回三冠の早田ひな、パリ五輪へカギ握る“中国対策” 孫穎沙、陳夢ら相手に互角に挑めるか

卓球の「第26回アジア卓球選手権大会」は3日から韓国・平昌にて行われる。前回のドーハ大会で三冠を獲得し、今回も躍進が期待されるのが早田ひな(日本生命)である。

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■前回は47年ぶりの快挙

今大会は来年のパリ五輪選考ポイントの対象大会となっているが、現時点で600.5ポイントに達している早田は、2位の平野美宇(木下グループ)の400ポイントを大きく引き離し、自身初となる五輪行きを視界に捉えている。

アジア選手権は前回のドーハ大会ではシングルスの決勝でシン・ユビン(韓国)を下し、金メダルを獲得。女子団体、戸上隼輔(明治大)と組んだ混合ダブルスでも頂点に立ち、日本人選手では1974年の枝野とみえ以来47年ぶりとなる三冠を達成した。

今大会でもシングルス、団体、張本智和(智和企画)と組む混合ダブルスで出場する早田にとって、来年のパリ五輪を見据える上でも中国勢との戦いはカギを握ってくる。世界ランキング1位の孫穎沙、同2位の陳夢の“トップ2”をはじめとした中国人選手といかに互角以上の戦いにもっていけるかは今後のさらなる進化へ向けてテーマとなる。

前回のドーハ大会に続く三冠獲得は決して低いハードルではないが、熾烈を極める女子卓球界のなかでも、着実な成長と安定感で力を伸ばしてきた早田の今大会での戦いぶりには期待が高まる。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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