ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7月31日（日本時間8月1日）、今季3度目のア・リーグ週間最優秀選手（MVP）に選出された。
通算7度目は、自身が持つ日本選手最多を更新。2試合跨いでの3打席連続弾に初の完封勝利と記録づくめの一週間となった。
◆【実際の映像】アメリカン・リーグ、ナンバー１の平均飛距離を誇る大谷翔平の全ホームラン動画
■ダブルヘッダーで衝撃の完封劇と連続アーチ
大谷は先週6試合に出場し、打率.300、3本塁打、4打点、OPS1.281をマーク。7月27日（同28日）のデトロイト・タイガース戦ダブルヘッダー第1試合でメジャー初完投・初完封勝利、第2試合では2打席連続本塁打を放つなど、記録的な活躍を見せた。ダブルヘッダーで完封勝利を挙げ、もう一方の試合で本塁打を放ったのは史上初の快挙。
これで週間MVP受賞は今季3度目。通算7度目の受賞は、日本選手最多を更新。球団史上でも、通算奪三振記録保持者“伝説の投手”ノーラン・ライアンと並んで最多タイとなった。
なお、ナ・リーグはニューヨーク・メッツの主砲ピート・アロンソが選出された。こちらは通算3度目の受賞。
◆大谷翔平、本塁打王レース独走に圧巻の完封劇でMVPへ邁進 8月にカギ握るのは敬遠増加とコンディション
◆「2番打者」が史上初の平均OPSトップへ 新機軸がもたらした最強スラッガーたちの“指定席”
◆スラッガーたちが“敬遠”する「オールスター・ホームランダービー」の負担 後半戦失速や故障原因にも
文●SPREAD編集部
