【卓球 全農CUP】早田ひなが伊藤美誠を撃破し優勝「壁を乗り越えられた」 パリ五輪レース独走も「今は目の前の試合でいっぱい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【卓球 全農CUP】早田ひなが伊藤美誠を撃破し優勝「壁を乗り越えられた」 パリ五輪レース独走も「今は目の前の試合でいっぱい」

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【卓球 全農CUP】早田ひなが伊藤美誠を撃破し優勝「壁を乗り越えられた」 パリ五輪レース独走も「今は目の前の試合でいっぱい」
  • 【卓球 全農CUP】早田ひなが伊藤美誠を撃破し優勝「壁を乗り越えられた」 パリ五輪レース独走も「今は目の前の試合でいっぱい」

パリ五輪の第5回選考会である「2023 全農CUP 東京大会」が23日、東京・東洋大学赤羽台キャンパスにて行われ、早田ひな(日本生命)は決勝で伊藤美誠(スターツ)と対戦。早田が4-0で勝利し優勝した。

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■ダブルスではペアを組む盟友対決

ダブルスではペアを組む早田と伊藤の“みまひな”対決となった決勝。第1ゲームは早田がフォアとバックのコンビネーションなどで得点を重ね、11-5で先取。

第2ゲームでは伊藤が早田の攻めに対応し、回転量の多いボールを打ち分けポイントを重ねる。しかし、早田が連続ポイントで同点に追いつくと、最後は12-10でこのゲームも取り切った。

安定した試合運びを見せる早田は、第3ゲームでは伊藤に反撃の時間を作らせず、11-4でものにする。第4ゲームでは伊藤がリードする展開も、早田が再び粘りを見せ逆転に成功。伊藤も意地を見せ、再逆転するなど熱戦となったこのゲームを取り切ったのは早田。16-14で奪い取り、ストレート勝ちを収めた。

優勝後のインタビューでは「乗り越えられなかった壁を乗り越えられた。自信となりました」と充実の表情。伊藤相手の勝利には「伊藤選手の強さは決め切る力がある。それをさせないように自分ができた」と相手を称えながらも対策できたと明かし、パリ五輪へ向けては「今は目の前の試合をこなすことだけでいっぱい」と正直な想いを述べた。

今大会優勝を飾った早田は、パリ五輪選考ポイントで100点を追加。597.5点で独走状態となった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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