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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、17日(日本時間18日)本拠地で行われたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」で先発出場。7回の第4打席に今季35号同点2ランを放った。
◆【実際の映像】大谷翔平、3戦連発は35号同点弾 本人も確信のバットフリップとガッツポーズ
■3試合連続弾で35号到達
前々日、前日とリードされた中、土壇場の9回に2試合連続の一発を放った大谷。この日のヤンキース戦でもリードを許した7回にキング独走の特大同点アーチを放った。
大谷は初回の第1打席に強烈な右前打を放ち、6試合連続安打をマーク。3回第2打席は中堅フェンスに届く二塁打を放ち、5回2死一、三塁の場面で迎えた第3打席は申告敬遠となっていた。
大谷は7回2死一塁で迎えた第4打席、二番手マイケル・キングの投じた4球目フォーシームを強振。打球角度31度の打球は火山を模したモニュメント「ロックパイル」へ一直線。打球速度106.5マイル(約171キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)の特大35号弾を放った。この一発に本拠地のファンは大歓声。華麗なバットフリップをお披露目した大谷は一塁コーチャーとハイタッチすると、大きくガッツポーズ。
実況も打った瞬間「大谷がバットを捨てた」と大興奮。大谷は観客の声援と本塁打の余韻を味わうようにダイヤモンドを一周した。
大谷の3試合連続本塁打は2021年6月27~29日(同28~30日)以来2年ぶり、自身6度目。この一発でア・リーグのホームラン王争い独走態勢、昨シーズン自身が記録した34本塁打を早くも超えた。
大谷はここまで3打数3安打2打点1得点、1申告敬遠で打率は.307。
試合は大谷の2ランにより同点に追いつき7回終了時点で、3-3の同点となっている。
◆【実際の映像】大谷翔平、3戦連発は35号同点弾 本人も確信のバットフリップとガッツポーズ
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani's 35th homer ties it! pic.twitter.com/3wccZuxMWn
— MLB (@MLB) July 18, 2023