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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は15日(日本時間16日)、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番DH」で先発出場。9回の第5打席に今季33号ソロを放ち、チームの勝利に貢献した。
◆【実際の映像】大谷翔平の土壇場33号が大逆転劇の引き金に 現地記者が公開したエンゼルスの勝率の推移
■最大6点差をひっくり返す
6連敗中のエンゼルスは相手先発フランバー・バルデスに苦しむなど、一時期は3-9と6点のビハインドを背負い敗色濃厚だった。その空気を救ったのが大谷だった。
9回3点ビハインドで迎えた場面、先頭打者として第5打席を迎えた大谷は、相手抑えライアン・プレスリーの3球目のスライダーを強振。打球角度32度で上がった打球はセンターへ吸い込まれた。打球速度103.5マイル(約167キロ)、飛距離404フィート(約123メートル)の一発だった。
この大谷の一打が引き金となり、チームは12-12の同点に。迎えた10回裏に相手ミスもあり、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
この逆転劇には現地メディアも反応。MLB公式サイトのエンゼルス番記者であるレット・ボリンジャーも「アストロズに対しての見事なカムバック」と称賛し、大谷についても「二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがMLBトップの33号でラリーの火花を散らした」とその活躍を称えている。
オールスターを挟み続いていた連敗をついに止めてみせたエンゼルス。ここから上昇気流に乗ることができるか。
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文●SPREAD編集部
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— Sarah Langs (@SlangsOnSports) July 16, 2023