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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は8日(日本時間9日)、ロサンゼルス・ドジャース戦には「1番DH」で先発出場。5試合ぶりとなる32号を放つなど4打数3安打3打点と今季6度目となる「サイクル未遂」の大車輪の活躍を見せた。しかし10―5とチームは大敗、球宴を前についに借金生活に転落した。
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■「痛みをともなう決断をする時」
それもそのはず。なにしろエンゼルスは現在、主砲マイク・トラウトが骨折で離脱した上、2019年の打点王アンソニー・レンドンも戦列を離れている。チームはワイルドカード・レースでも6月には当確ラインを争っていたのが、現時点で7位まで後退。大谷が望む「ひりひりした9月」が遠のきつつある。
大谷は2021年、前半戦で33本塁打しながら、このシーズンもトラウトの離脱以降、メジャー最多20個の申告敬遠を記録。後半戦は13本塁打に終わった。この悪夢の再来さえ予見される。
こうなると話題に上るのは大谷のトレード話。大谷の大ファンとされる『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏でさえ「メジャー史上もっとも痛みを伴う決断をする時が来た」と大谷のトレード容認の発言をする始末だ。
大谷は今オフ、フリーエージェントとなるため、トレードに出さない場合、エンゼルスは大谷を何の見返りもなく手放さなければならない可能性が高く、チーム再建には日本時間8月2日午前7時までに大谷のトレードが必要とされる。
大谷のトレードについては、やはり現地メディアでも話題になっているそうで、『スポニチ』のMLB担当・柳原直之記者は、ロッカールームのテレビに大谷の移籍報道が流れた際は、ローガン・オハッピーがすぐさま「テレビを消した」とフジテレビの取材に対してコメント。どうやら大谷の移籍については、ロッカー・ルームもナーバスになっている模様だ。
ただし柳原記者によると「関係者に取材する限りでは、シーズン中の移籍はないではないかと聞いている」との証言。
果たして「ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平」最後のオールスター出場となってしまうのか…。今後の動向にさらに注視したい。
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文●SPREAD編集部