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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番DH」で先発出場。5回に今季24号2ランを放った。
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■圧巻の10戦8発でキング独走
大谷は無死二塁で迎えた5回の第2打席、相手先発でザック・グレインキーの6球目のカーブを捉えると、打球は22度で右中間へ。打球速度117.1マイル(約188キロ)、飛距離422フィート(約129メートル)の一打を放った。
大谷はこれでアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に5本差をつけてのキング独走。また、ここ10試合で8本塁打の量産態勢で、打点もリーグトップと手がつけられなくなっている。
MLB公式は「オオタニは先週のテキサス(・レンジャーズ)との4連戦で3本塁打を放ち、今月は9本塁打、6二塁打、20打点を記録している」と6月のスタッツを紹介。さらに、「土曜日にはキャリア150号を達成し球団史上最速(637試合)で到達。ア・リーグのMVP最有力候補は、キャリアハイの52本のペースだ」とつづり、2021年に記録した46本塁打を超えるペースだとしている。
大谷の通算150号はMLB公式サイトによると「652試合目」とされているが、これには投手としてのみの試合も換算されているようで、球団によると打者としての出場では「637試合目」となっている。これも大谷ならではの二刀流が生み出す数字の誤差だろう。
このまま順調に本塁打を積み重ねれば、残り24本に迫る松井秀喜の日本人最多ホームラン(175本)を今季中に超えることも期待され、自身初の本塁打王の獲得も夢ではない。大谷がこのペースで打ち続けキャリアハイに到達するか期待が高まる。
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文●SPREAD編集部