ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7日（日本時間8日）、本拠地で行われたシカゴ・カブス戦に「2番DH」で先発出場。初回にセンター右への二塁打を放つなど、4打数1安打1四球2盗塁でチームの勝利に貢献した。
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■鈴木は無安打ながら、芯で捉えた打球も
前日は大谷の第16号アーチを皮切りに、鮮やかな逆転勝利を収めたエンゼルス。この日も4回裏にマイク・トラウトの本塁打で先制する、幸先良い立ち上がり。
5回表、先発ジェイミー・バリアが捕まりカブスに一時リードを奪われるも、1点ビハインドの5回裏にルイス・レンヒフォの本塁打で同点。続く6回裏には、再びレンヒフォのタイムリーで勝ち越し、さらに2死満塁からザック・ネトーの走者一掃ツーベースが飛び出すなど、集中打で一挙4得点を挙げ試合を決めた。
大谷はこの日、4打数1安打1四球で打率.275。初回、二塁打とした快足についても実況は「アフターバーナーで加速し、滑り込んだ」と称賛。
5回裏には四球でも出塁。次打者・トラウトの打席で二盗三盗を決め、チームトップの9盗塁をマーク。走塁でも存在感を示した。
一方の敗れたカブス・鈴木誠也は、4打数で快音なし。6回表には、現在売り出し中のエンゼルス剛腕ベン・ジョイスとの対戦が実現するも、最速103マイル（約165.7キロ）のフォーシームを前に凡退。昨日に続いての安打とはならず、打率を.260に落としている。
試合はエンゼルスが6－2でカブスに快勝、貯金「3」でア・リーグ西地区3位は変わらず。
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文●SPREAD編集部
