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ボートレース蒲郡「オールジャパン竹島特別開設68周年記念競走」(GI)は6月1日から6日間開催。愛知を代表するレーサー池田浩二を筆頭に、前節・SGで1000勝を達成した磯部誠、全場制覇がかかる峰竜太などが出走予定。ここでは、注目のモーターを独自目線で機力評価する。
■優勝3回66号機、優出最多は73号機
蒲郡は昨年から、モーターの入れ替えが7月7日に更新。現在使用されているモーターは約11カ月経っており、数字の信頼度は高くなっている。
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艇国データバンク参照の上作成
66号機は、勝率5.61・2連対率40.2%・3連対率54.7%、優出7回、優勝3回。昨年10月、長嶋万記が一般戦・ラグーナテンボス20周年記念カップで優勝。今年に入りGⅢ・KIRIN CUPで若林将、一般戦・愛知バス杯争奪で徳増秀樹が優勝しているモーター。だが、4節連続で準優勝戦に辿り着くことができず、39走中1着4本と機力に暗雲が立ち込める。
73号機は、勝率6.37・2連対率25.7%・3連対率68.5%、優出9回。なかでも勝率、優出9回は蒲郡トップの数字。3月のGⅢ・ガマゴリうどん杯争奪、4月GⅢ・中日カップ、一般戦・連続ドラマW-30「ウツボラ」カップと3節連続で優勝戦に乗っている。ただ、優勝だけが1度もない。モーターのポテンシャルは秘めているだけに、周年記念で初優勝を飾ることができるか。
両機に次いで好成績を残している12号機。勝率5.98・2連対率45.7%・3連対率60.4%、優出8回、優勝2回。勝率・優勝回数共に2番目の数字で素性の良いモーターだ。今年に限れば優勝こそないものの、3度の優出を果たしている。バランスの取れた舟足で、乗り手によって伸び型や出足型など調整の幅が広い。
◆平均ST「0台」池田浩二 前節・SG覇者石野貴之、からつV峰竜太の攻め受け止める DR戦展望
文●舟橋廉(SPREAD編集部)