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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は23日(日本時間24日)、敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板。6回を投げ連続被弾などで3失点ながら今季3勝目を挙げた。
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■打線の援護で3勝目
好投を続けながらパドレスの強力打線になかなか援護されないダルビッシュだったが、この日は違った。初回、2点の援護点をもらい3回までは併殺含むでいずれも3者凡退と上々の立ち上がり。
この投球には「ピッチング・ニンジャ」こと投球分析家のロブ・フリードマン氏もSNSに連続投稿。ダルビッシュのストレートとスプリットの落差を紹介した。
4回、先頭の1番レーン・トーマスが放った痛烈なライナーが、ダルビッシュを襲い右腰付近を直撃。これにはベンチから指揮官が飛び出すなど、マウンド上は一時騒然としたが、そのまま続投。この回まで無失点とした。
だが3点リードで迎えた5回、2死一塁から2者連続で本塁打を許し、同点とされる。
またも勝敗つかずかと思われた6回にフェルナンド・タティスJr.の犠牲フライでパドレスが加点。ダルビッシュに勝利投手の権利が転がり込んだ。
試合はパドレスが7ー4と快勝。ダルビッシュは6回を投げ6安打3失点4奪三振1四球。今季3勝3敗で防御率は3.67とした。
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文●SPREAD編集部
Yu Darvish, 96mph Fastball and 89mph Splitter, Overlay pic.twitter.com/JJu3uGDJBK
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 23, 2023