【MLB】3者連続弾に「アナハイムが揺れている」と米メディアも興奮 ウォード、トラウト、大谷翔平が1-2-3パンチ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】3者連続弾に「アナハイムが揺れている」と米メディアも興奮 ウォード、トラウト、大谷翔平が1-2-3パンチ

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【MLB】3者連続弾に「アナハイムが揺れている」と米メディアも興奮 ウォード、トラウト、大谷翔平が1-2-3パンチ
  • 【MLB】3者連続弾に「アナハイムが揺れている」と米メディアも興奮 ウォード、トラウト、大谷翔平が1-2-3パンチ

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が23日(日本時間24日)、本拠地アナハイムでのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番DH」で先発出場。6回の第3打席に1番テイラー・ウォード、2番マイク・トラウトのアーチに続く5号ソロを放ち、3者連続本塁打を完成させた。大谷はこの日、本塁打を含めて3打数2安打2打点をマーク。チームは4-3で勝利し、勝率を5割に戻した。

◆【実際の映像】大谷翔平、今季5号は右中間への3者連続弾 173キロのライナーが右中間へ

■大谷は快足を生かして内野安打も

エンゼルスは、ロイヤルズ先発ジョーダン・ライルズに抑え込まれ、5回までわずか1安打1得点。元気がないままイニングを重ねていたが、6回に爆発した。

まずは先頭ウォードの3号ソロで追いつくと、続くトラウトも中堅右へ5号ソロを放ち、勝ち越しに成功。そして、仕上げは大谷。カウント2-2からカーブを捉えると、打球は高々と舞い上がり中堅フェンスを越えた。飛距離415フィート(約127メートル)、速度107.3マイル(約173キロ)、角度25度を記録した5号ソロで3者連続アーチを締めくくった。

MLB公式Twitterは「エンゼルスが3者連続ホームラン! ウォード、トラウト、そして大谷翔平が日曜日の散歩」とつづり、それぞれの本塁打シーンを投稿。また、米スポーツサイト『The Athletic』も「アナハイムが揺れている」と記し、スタジアムが興奮に包まれていている様子を伝えた。

試合はこの3連弾が効いてエンゼルスが4-3で勝利、勝率を5割に戻した。大谷はこの日、1点を追う初回の第1打席に同点の左犠飛をマーク。2打席目は空振り三振を喫したが、本塁打の第3打席を挟み、4打席目には快足を生かして内野安打をもぎ取った。6試合ぶりにマルチ安打を記録し、打率は.266に上昇した。

■敵将「3人とも本当に良い打者」

トラウトは「質の高い打席が見られた。もちろん大谷がホームランを打ったのは良かった」と喜んだ上で、「3者連続本塁打の後、(4番の)ハンター・レンフローをちょっとからかったんだ。彼が本塁打で続くことができなかったことでね。とにかく良い投球に対し、バレルゾーンに飛ばすのは楽しいことだよ」と上機嫌だった。

一方、手痛い3連発を食らったロイヤルズのマット・クアトラロ監督は「(エンゼルスの本塁打は)変化球を打ったもので、(トラウトと大谷は)2ストライクからだったから、彼らを称賛すべき。投手有利のカウントになっても良いスイングをしてきた。3人とも本当に素晴らしい打者」と脱帽した。

上位打線による1発攻勢でロイヤルズを粉砕したエンゼルス。過酷な17連戦も残り7試合となり、ラストスパートへ弾みを付けた。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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