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待ちに待った初対決だ。
14日、ZOZOマリンで行われる千葉ロッテ・マリーンズ対オリックス・バファローズ戦。前日に予告先発が発表され、ロッテは佐々木朗希、オリックスは山本由伸が先発。WBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献した「令和の怪物」と「2年連続沢村賞」の両雄が、初めて直接対決することになった。
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■“最高峰右腕”同士の投げ合い
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豪州戦に先発した山本由伸(C) Getty Images
高卒4年目、21歳の佐々木は、WBCで2試合に先発して防御率3.52。7回2/3で11奪三振を記録。迎えたペナントレースでは6日の日本ハム戦に先発して6回を1安打無失点で11奪三振と圧巻のピッチングで勝利投手となった。
昨季のオリックス戦は4試合で3勝1敗、防御率1.20と相性が良く、何と言っても「ZOZOマリンでのオリックス戦」は昨年4月10日の対戦で完全試合を達成したカード。対戦打率.375(8打数3安打)だった吉田正尚が退団したことでも気持ち的に楽にマウンドに上がれるはずだ。
一方、高卒7年目、24歳の山本も、WBCで2試合に登板(先発1)して防御率2.45で、7回1/3で12奪三振をマーク。ペナントレースでは、6日のソフトバンク戦に先発して6回を2安打無失点で6奪三振と貫禄のピッチングで白星を手にした。昨季のロッテ戦は、6試合で5勝0敗、防御率1.53と負けなしの好相性。昨季対戦打率.333(21打数7安打)とやや苦手としていた髙部瑛斗は現在離脱中で、死角はない。
ともに中7日での先発マウンド。準備は万端。WBCで世界一に貢献した“最高峰右腕”同士の投げ合いから目が離せない。
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提供●Baseball Times