【女子ゴルフ】稲見萌寧、山下美夢有ら実力者が今シーズン初勝利を目指す ヤマハレディースオープン葛城 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【女子ゴルフ】稲見萌寧、山下美夢有ら実力者が今シーズン初勝利を目指す ヤマハレディースオープン葛城

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【女子ゴルフ】稲見萌寧、山下美夢有ら実力者が今シーズン初勝利を目指す ヤマハレディースオープン葛城
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女子プロゴルフの国内第5戦・ヤマハレディースオープン葛城(静岡県・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース / 6480ヤード、パー72)が30日、開幕する。

「春の女王戦」と銘打たれる通り、歴代優勝者には一流プレーヤーが名を連ねる。その意味では、今シーズン予選落ちなくポイントを積み重ねている実力者、稲見萌寧山下美夢有らが優勝をうかがう展開になりそうだ。また、今大会は“8頭身美女ゴルファー”と呼ばれ、2017年から日本ツアーに参戦、活躍してきたユン・チェヨン(韓国)の日本での引退試合ともなる。

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■ショットさえよければ、稲見は優勝争いできる

稲見はこのオフ、新コーチのもと、スイングの大改造に踏み切った。開幕戦ダイキンオーキッド2日目、パー4で2つのショットインイーグルを決めたように、いい時はいい。ただ、悪い時も多い。その結果は、稲見の代名詞といえるパーオン率が低迷していることに表れている。とはいえ、それをアプローチで補うことでスコアをまとめてきた。

新スイングに取り組んで3カ月、そんなに短期間で物にできるとは本人も考えていないだろう。だが、ひっくり返せば、ショットさえそこそこよければ、優勝争いできるということだ。稲見は2020-21シーズンのこの大会の優勝者。最終日バックナインで5つのバーディを奪って、通算12アンダー、トーナメントレコードでの逆転優勝だった。難しいコースになればなるほど燃える選手。今シーズン1勝目が期待される。吉田優利、前週涙の初優勝を飾った山内日菜子とのペアリングで、10番ホールから7時45分にティーオフする。

一方の山下は、開幕戦以降、24位タイ、18位タイ、12位タイ、8位タイと、着実に順位を上げてきた。第3戦のTポイント×ENEOSゴルフトーナメント最終日(63ストローク)のように、どこかで爆発的なスコアが出れば、いつ勝ってもおかしくない。ディフェンディング・チャンピオンの西郷真央、今期1勝の青木瀬令奈との組み合わせで、7時35分、10番ホールスタートとなる。

このほか、マンデーを6アンダーでトップ通過した臼井麗香の妹、蘭世(アマチュア)にも注目が集まる。初めてのトーナメント出場で、どんなプレーを見せてくれるのか、気になるところだ。

■有力選手のペアリング

なお、有力選手の主なペアリングは以下の通り。10番スタート / 7:35 / 西郷真央、山下美夢有、青木瀬令奈10番スタート / 7:45 / 稲見萌寧、吉田優利、山内日菜子10番スタート / 7:55 / 堀琴音、藤田さいき、比嘉真美子10番スタート / 8:05 / 高橋彩華、原英莉花、吉本ひかる

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文●河野道久

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