ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は21日（日本時間22日）、アメリカと日本の決勝戦が行われ、大谷翔平が9回表、盟友マイク・トラウトを三振に切ってとり、14年ぶりの世界一奪還を果たした。
◆大谷翔平、対トラウトへの思いを明かす「自分のベストを超えるボールを投げないと抑えられない」
■「もっと素晴らしい選手になれるよう頑張る」
投打に渡り大車輪の活躍だった大谷は試合後の記者会見で「今回は運良く勝つことができましたけど、どこが勝ってもおかしくない、各国素晴らしい選手が集まってましたし、僕も日本戦以外の試合を観ましたけど、本当にどこが勝ってもおかしくない、野球界の前進を感じた試合だったと思います」と野球界の発展を実感した模様だ。
また世界一を奪還し、次の目標について聞かれると「シーズンがまた始まるので、ポストシーズン、ワールドシリーズ、勝っていくのが次の目標だと思いますし、次の大会も3年後にあるので、いまの立ち位置をキープし、もっともっと素晴らしい選手になれるようにがんばっていきたいと思っています」とMLB制覇への意欲を改めて口にした。
最終回の登板準備については「日本時代でもブルペンに行ってるので、その経験は大きかったなっと思っているのと、（ブルペンとベンチの）行き来に関してはそんなに苦にならなかったので、こういう状況があるかもしれないで、本当に素晴らしい経験をさせてもらったと思います」と結んだ。
◆3度目の王者戴冠、大谷翔平「日本の野球は世界に通用する」と自信、野球界の先輩にも感謝
◆大谷翔平、世界一は「間違いなくベストな瞬間、3年後も出る」と断言
◆ダルビッシュ有、大谷翔平の豪華リレー世界一に現地記者も大興奮、そして「映画だ」と絶句
文●SPREAD編集部
