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劇的な幕切れだった。
野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日(日本時間21日)、準決勝の日本対メキシコの試合が行われ、侍ジャパンが9回裏に村上宗隆の2点タイムリーで、劇的な逆転サヨナラ勝ちとした。
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■「それがショウヘイの偉大な点」と大谷についても解説
この日は3打数無安打ながら2つの四球を選び、打てない日もチャンスを演出する1番打者ラーズ・ヌートバーが試合後、現地中継局『FOX Sports』に出演。元ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス、元ボストン・レッドソックスのビッグ・パピー、デビッド・オルティスにはさまれインタビューに応えた。
試合直後だけに解説者に「いったい何が起こったんだ」と聞かれると「正直、僕もよくわからないよ。みんな、逆に教えてほしい。クレイジーな試合で、クレイジーな感情(の爆発だった)」と興奮冷めやらぬ様子。
ヌートバーは日本が初回から3者三振に倒れ、しかも0-3と先制された際のベンチの雰囲気についてロドリゲスに聞かれると「吉田はこの大会、すごい活躍だからね。そして我々の自信は崩れることはなかったし、(追いつくのは)ただ『いつか』時間の問題だと思っていたよ。信じられないけどね。でも、ネバー・ギブアップ、それがこのチームのメンタリティなんだ」と決してくじけない侍ジャパンについて語った。
また「大谷があんなに感情的になるなんて」と解説者にコメントを求められると「ショウヘイが感情を爆発させる時、それは本当に彼の感情そのものなんだ。それがチームメート、みんなに火をつけるんだ。(最終)打席の前なんか、『塁に出ると決めた』と言い出すんだ。いや、僕だってそう決めたいよ。でも、それがショウヘイの偉大な点なんだ」と笑った。
さらに負けていても、すごく士気が高く見えるとロドリゲスに問われると「まったくその通りなんだ。みんないつも『さぁ、行こう(日本語)』Let’s Goの意味なんだけど、この2週間で僕も学んだ言葉なんだ。そして、いつもみんな、そう口にしている」と、この日逆転勝ちとした侍ジャパンの秘訣を知らせた。
またオルティスが3打席連続三振ながら最後に試合を決めた村上についても言及、どんな打者か聞かれると「彼は特別な選手だ。王貞治の55本の記録を破り、すごい能力の持ち主で、彼みたいにプレーしたいぐらいだ。チームも絶対に彼が打つと信頼していた。ここぞというところで打つのが彼だ」と見事に解説してみせた。
日本は明日21日(同22日)、ディフェンディング・チャンピオン、アメリカ代表と対戦。果たして14年ぶりの王者奪還なるか。ヌートバーの活躍にも期待したい。
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文●SPREAD編集部
"Crazy game, man. Crazy emotions. It's good to be on top though."
Lars Nootbaar joins the set to recap Japan's insane walk-off winner 🇯🇵 pic.twitter.com/w2msVVJuJ6
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 21, 2023