【WBC】「彼はまだ21歳」3ラン浴びるも佐々木朗希が堂々の米国デビュー 投球視察にメジャー関係者64人が集結 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC】「彼はまだ21歳」3ラン浴びるも佐々木朗希が堂々の米国デビュー 投球視察にメジャー関係者64人が集結

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【WBC】「彼はまだ21歳」3ラン浴びるも佐々木朗希が堂々の米国デビュー 投球視察にメジャー関係者64人が集結
  • 【WBC】「彼はまだ21歳」3ラン浴びるも佐々木朗希が堂々の米国デビュー 投球視察にメジャー関係者64人が集結

ワールド・ベースボール・クラシックWBC)は20日(日本時間21日)、米フロリダ州マイアミ・ローンデポパークで日本対メキシコの準決勝が行われた。日本は先発した佐々木朗希が160キロ台のストレートを連発したものの、4回に3ランを被弾。結局4回64球を投げて、5安打3失点3奪三振でマウンドを降りた。試合は日本が劇的なサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。

◆【実際の映像】佐々木朗希、“ピッチング・ニンジャ”が驚愕した100マイル超えのストレート

■ピッチング・ニンジャが特集映像投稿

米国デビューとなった佐々木は、立ち上がりから飛ばした。先頭のランディ・アロザレーナを101.8マイル(約163.8キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、2番アレックス・バードゥーゴも球威で押し込み、最後は101.7マイル(約163.6キロ)の直球で左飛。続く3番ジョーイ・メネセスはスプリットで空振り三振に仕留めた。

その後も100マイル(約160キロ)を超える速球を連発、最速は101.9マイル(約164キロ)をマーク。しかし、4回2死一、二塁から甘く入ったスプリットを左翼席に運ばれて肩を落とした。

3失点を喫してベンチに下がったが、試合前から最注目の選手だった。『FOX Sports : MLB』は「佐々木朗希は 2026 年シーズンが終わるまでメジャーに来ない可能性が高いが、彼の投球を見るためにメジャーリーグの球団関係者64名が来場する」とツイートし、関心の高さを伝えた。

また、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のTwitterを更新し、「佐々木朗希の100mph以上の直球を79秒で」と題して動画をアップ。この日投じた160キロ以上の直球を79秒にまとめて紹介した。そのほか、「佐々木の嫌なオフスピード」とつづり、変化球で空振りを奪うシーンの映像も届けると、「そして、そう彼はまだ21歳なのだ」と記し、若き才能を称えた。

2回には6番ルイス・ウリアス選手が放ったライナーが佐々木を強襲。捕球を試みたが、打球は腹部を直撃。続投したものの、アクシデントにも見舞われる中での投球となった。

メキシコのベンジー・ヒル監督は「彼はメジャーに来ればとてつもないスターになるだろう」と語っていたが、大舞台で名刺代わりの投球を披露した。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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