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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB・1次リーグ第3戦で日本対チェコ共和国が対戦し、日本が10-2で快勝した。
◆侍ジャパン、チェコを下し3連勝 佐々木朗希は3回2/3を8奪三振の世界デビュー、準々決勝進出に前進
■3回2/3を投げ8奪三振1失点
21歳にしてWBCデビュー登板となった佐々木朗希は、3回2/3を投げ、8奪三振1失点の好投を見せた。
佐々木は試合後に開口一番「この満員のドームの中で投げれて嬉しい」とコメント。「球数はかさんだけど最少失点で投げれた。フォークボールを有効的に使うことができた」と粘りの投球となったマウンドを振り返った。
初回に味方のミスもあり先制されたがチェコ共和国の打線について「真っすぐも簡単に打たれたしすごい打線だった」と称賛した。
東日本大震災を経験した佐々木にとっては3月11日は様々な思いを背負っての登板となった。「いろいろありましたけど、今日自分ができることをしっかりやって、今日このマウンドに立てたことにとても感謝しました」とこれまでの道のりを振り返った。
日本は12日、4連勝をかけてオーストラリアと戦うが「明日は由伸さんが素晴らしいピッチングをしてくれる」と山本由伸の先発を明言。日本のエースに次のマウンドを託した。
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文●SPREAD編集部