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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は9日、プールB・1次リーグ初戦で日本対中国が対戦し、日本が8-1で快勝した。
◆【実際の映像】WBC初マウンド、大谷翔平が先頭打者を打ち取った歴史的初奪三振
■開幕投手の任務を果たす
3大会ぶりの世界一を狙う日本の開幕投手に指名された大谷翔平は、「3番DH・投手」で投打二刀流として躍動。投げては4回を5奪三振無失点、打っては4回にタイムリー2塁打を放つなど、4打数2安打2四球2打点の活躍を見せた。
大谷は試合後に「序盤から重たいゲームでしたけど、何とか最後のほうに打線もつながって勝つことができました。また明日以降頑張りたいと思います」とコメント。
自身の投球については「ゼロで抑えるつもりで投げていた。比較的ストライク先行でどの球種も良かった」と言及。また、4回のタイムリーについては「あともうちょっとでHRだったのでもう一伸びあればよかった」と語った。
10日には韓国との一戦を控えるが「明日、先発ダルビッシュさんなので打撃で頑張りたい」と述べ、明日の先発がダルビッシュ有であることを明言。「(声援が)まだまだ足りないので明日もっと期待したい」とサポートを呼び掛けた。
◆【実際の映像】大谷翔平、自らを援護する技ありタイムリーは右翼フェンス直撃弾
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文●SPREAD編集部