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ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウトが6日(日本時間7日)、クリーブランド・ガーディアンズとのオープン戦に「2番DH」で先発出場した。トラウトはこの試合後、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加する米国代表に合流する予定で、報道陣に対して「WBCへ向けてエキサイトしている」と語った。MLB公式サイトなどが伝えている。
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■「まるでオールスターゲームのようだ」
WBC連覇を狙う米国代表の主将を務めるトラウトが代表合流前、最後のオープン戦に臨んだ。結果は2打数無安打に終わったが、ここまでオープン戦6試合に出場し、14打数4安打で打率.286、二塁打2本、2打点をマーク。上々の仕上がりを見せている。
トラウトはWBCに向けた意気込みを問われると「非常にエキサイトしている。昨日(5日)7イニングプレーし、4打席立ったことでテンションも上がってきた。身体の調子は最高だ」と自信満々。米国代表については「我々は素晴らしいグループで、まるでオールスターゲームのようだ」とコメントした。
米国代表は今後、8日にサンフランシスコ・ジャイアンツ、9日にエンゼルスと練習試合を行い、11日のWBC初戦・英国とのゲームに備える。トラウトは、8日はDH、9日は中堅での出場を希望。チームメイトと対戦する9日については「かなり楽しみだよ」と話した上で、「ユニフォームは、(米国代表とエンゼルスの)どっちのロッカールームで着替えるの?とみんなに言われるよ。かなりクールだね」と笑った。エンゼルスの先発はタイラー・アンダーソンの予定で、昨季15勝を挙げた左腕との同僚対決は注目されている。
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エンゼルスのマイク・トラウト、大谷翔平(C)Getty Images
■大谷翔平とトラウトのエンゼルス対決は大会の華
トラウトは「このトーナメントについては、良い話ばかり聞いている。特別な大会になるね。楽しんでプレーしなければならない。私たちはかなり良いチームだけど、ほかにも多くの素晴らしい国がある。さあ、どうなるか見てみよう」とし、代表合流とWBC開幕を待ちわびた。
大谷翔平とトラウトのエンゼルス対決が実現すれば、まさに大会の華となることは間違いない。ファンは両チームの勝ち上がりにも注目している。
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文●SPREAD編集部