【WBC】大谷翔平、ダルビッシュ有だけじゃない 侍ジャパン、3度目の王座奪還に欠かせない「投打のキーマン」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC】大谷翔平、ダルビッシュ有だけじゃない 侍ジャパン、3度目の王座奪還に欠かせない「投打のキーマン」

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【WBC】大谷翔平、ダルビッシュ有だけじゃない 侍ジャパン、3度目の王座奪還に欠かせない「投打のキーマン」
  • 【WBC】大谷翔平、ダルビッシュ有だけじゃない 侍ジャパン、3度目の王座奪還に欠かせない「投打のキーマン」

野球の世界一決定戦「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC/ワールド・ベースボール・クラシック)が8日に開幕する。大谷翔平らMLB組もチームに合流し、3度目の王座奪還に向けて着々と準備が進んでいる。ここでは過去の事例やデータを元に、”史上最強”と名高い侍ジャパン「投打のキーマン」をピックアップしてみよう。

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■第2先発のエース左腕、今永昇太

滑りやすく縫い目が不ぞろいな「ローリングス社製」のWBC公式球は、第1回大会から続く最大の課題だ。ダルビッシュ有も、カーブが抜けて大きく制球を乱した過去があり、短期間で適応できない投手が出てくる可能性は高い。ここは技巧派よりも、本格派で仕上がりの良さが際立つ今永昇太を投手のキーマンに推したい。

1次ラウンドは球数制限が厳しく、世界最高の先発4本柱(大谷翔平/ダルビッシュ有/山本由伸/佐々木朗希)に次ぐ第2先発が、勝敗を大きく左右する。宮城大弥や松井裕樹ら、左腕枠で最も安定感がある。

ソフトバンク、中日を相手にした壮行試合では計5回を投げ9奪三振の1失点。その仕上がりからも本大会での第2先発として役割を果たしてくれるだろう。

■強肩強打のスラッガー、ラーズ・ヌートバー

鈴木誠也が左腹斜筋損傷で離脱し、より重要度が増したラーズ・ヌートバーを野手のキーマンに挙げたい。メジャー3シーズン目の25歳、日系人初の代表入りという話題が先行しがちだが、ポテンシャルの高さは折り紙付きだ。

マイク・トラウトに匹敵する平均打球速度を誇り、選球眼にも優れている。オールスター以降に限れば、246打席で41個の四球を選び、OPS.846をマーク。アグレッシブな外野守備が特徴で、ライト以外にセンターやレフトもこなせる。平均92.6マイルの強肩はMLB上位6%に位置し、打球反応やルート効率などを見ても、鈴木誠也を凌ぐ守備力がある。フォーシームに強い一方、カーブやチェンジアップを苦手にしており、剛腕ひしめく準々決勝以降でのスタメン起用に期待したい。

大谷、ダルビッシュが投打の中心であることは言うまでもない。大きな制約の中で出場する選手も多く、全員が役割を全うしなければ勝ち残れない厳しい戦いになるだろう。難しい判断を迫られる場面が予想されるなか、悲願の頂点へと辿り着くことができるか。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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