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FIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節が23日に行われ、FIFAランキング24位日本は同11位のドイツと対戦。2-1で勝利を飾り、勝ち点3スタートとなった。この試合に先発フル出場を果たし、勝利に貢献したのがMF遠藤航である。
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■カナダ戦を回避も先発フル出場
脳震盪の影響もあり17日のカナダ戦を回避し、状態が心配されていた遠藤だが、重要なドイツとの初戦で先発メンバーに名を連ねた。
立ち上がりからドイツの圧力を受け守勢に回る時間が増える中、ブンデスリーガで2年連続「デュエル王」に輝いた日本の中盤の要は、ドイツ相手にも臆することなく、重要な局面で身体を張ったプレーで攻守に奮闘した。
そんな遠藤のドイツ戦のパフォーマンスを紹介したのが英放送局『スカイスポーツ』などで分析者として活動するスタッドマン・デイビス氏。自らのツイッターでデイビス氏は、「ドリブル成功率100%、タッチ数55回、地上デュエル 9勝、タックル勝利4/4、クリア2回、ブロック2回、空中デュエル2勝、インターセプト1回」というスタッツを紹介するとともに「中盤での華麗なプレー」とその活躍を称えている。
先制点を許し、苦しい時間が続いた中、後半に途中出場した堂安律と浅野拓磨のゴールで鮮やかな逆転勝利を飾った森保ジャパン。その中でも屋台骨として中盤を支えた遠藤の働きは特筆すべきものだったといえるだろう。
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文●SPREAD編集部