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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は12日(日本時間13日)、敵地ドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦に先発登板。5回0/3を投げ3被弾で3失点するも7三振2四球で、勝利投手となった。5試合制3勝先取の短期決戦を1敗で迎え、負ければ王手をかけられる試合だけに熱投でチームを救った形だ。
◆【実際の映像】ダルビッシュ有、熱投の3者連続三振で勝利を導く
■ダルビッシュから無失点リレー
サイ・ヤング賞を3度獲得したドジャースのクレイトン・カーショーとの投げあい。ダルビッシュも対ドジャース戦では今季4度の登板で防御率2.52としていただけに、試合前は投手戦が予想された。だが、ポストシーズンはそうは甘くない。
初回、ドジャースのフリーマンに一発を浴びると2回は先頭のマンシーに、3回にはターナーにそれぞれホームランを許し、この回まで3失点。一方のカーショーもぴりっとせず、3回を終え3-3の同点と、双方の打線が鍵を握る展開となった。
パドレス打線が6回にプロファーのタイムリー、8回にクロネンワースの一発で加点。これを4回以降、無失点投球としたダルビッシュのあとを受け、元阪神のスアレス、元ソフトバンクのマルティネスが無失点リレー、最後は守護神ヘイダーへとつなぎ、5-3で逃げ切った。
ポストシーズン初戦では、二ューヨーク・メッツを相手に7回1失点の快投でマックス・シャーザーに投げ勝ち、今回も熱投で勝利をもたらした。サイ・ヤング賞投手2人に立て続けで勝ちきったダルビッシュの右腕が、パドレスを崖っぷちから救った。
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文●SPREAD編集部
Yu Darvish poncha a siete Dodgers
Yu Darvish permite tres carreras limpias y poncha a siete bateadores en cinco entradas en su apertura contra los Dodgers.#Postseason || October 12, 2022 pic.twitter.com/gH4ZBk9G4v
— Thor ⚡ (@ThorBoneless) October 13, 2022