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第14回レパードS(GIII、ダ1800m)の枠順が5日、JRAより発表された。
前走・ジャパンダートダービー4着から巻き返しを狙うハピは5枠9番、交流重賞の関東オークスで2着のラブパイローは7枠13番、前走の古馬混合の2勝クラスを5馬身差で制したホウオウルーレットは6枠10番、同様に8馬身差で優勝したタイセイドレフォンは2枠2番、こちらも3馬身債で勝ったカフジオクタゴンは8枠15番に入った。
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ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
■人気にも注意
人気が予想されるタイセイドレフォンが入った2枠は【1-0-3-15】勝率5.3%、連対率5.3%、複勝率21.1%となっている。昨年の6番人気レプンカムイ、2020年の5番人気ブランクチェックが3着入っており、2年連続して馬券に絡んでいる。過去10年で3番人気以内に推されたのが3頭いるが、馬券に絡むことが出来たのは、2012年の1番人気イジゲンの3着のみ。残りの馬券に絡んだのも2017年の11番人気ローズプリンスダムの1着と4頭中3頭が5番人気以下というのが気になところだ。
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こちらも人気が予想されるハピが入った5枠は【2-2-1-15】勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率25.0%となっている。ただし、同枠に3番人気以内が入った場合、【2-0-1-0】と馬券内率100%なだけに、当日の人気には注目したい。
勝率0%の6枠には、ホウオウルーレットとギャラクシーナイトが入った。6枠から優勝したのは本レースが重賞だった2009年の1番人気トランセンドまでさかのぼる。昨年も2番人気に推されたルコルセールが15着に沈んでおり、同枠では5番人気以内に推された馬は、人気を上回る結果を残すことが出来ていないだけに、上位人気に推された場合は警戒が必要だ。
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文●SPREAD編集部