【MLB】大谷翔平の23号、24号を含む7本のソロ・ホームランで敗戦の珍記録 エンゼルス | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平の23号、24号を含む7本のソロ・ホームランで敗戦の珍記録 エンゼルス

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【MLB】大谷翔平の23号、24号を含む7本のソロ・ホームランで敗戦の珍記録 エンゼルス
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ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は4日(日本時間5日)、本拠地でのオークランド・アスレチックスとのカード最終戦に「2番DH」でスタメン出場。第1打席に左中間への第23号先制ソロホームランを、第4打席にライトスタンドへの大きなアーチを描く第24号ソロホームランと爆発。大谷は、これで5度目の1試合マルチホーマーとし、現在今季メジャー2位タイまた球団記録2位タイを記録。この日、5打数3安打2本塁打2打点とした。

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試合は、大谷の先制ソロ弾と2回のカート・スズキの第3号ソロ弾でエンゼルスがリードするも、3回にアスレチックス打線の猛攻で一挙6失点。エンゼルスはその後、テイラー・ウォード(第14号ソロ)、ジョー・アデル(第4号ソロ)、ジャレッド・ウォルシュ(第14号ソロ)、そして大谷の24号ソロに、トレードで加入したミッキー・モニアックの移籍後初ソロ弾、計7本塁打で必死な追い上げを見せたものの、アスレチックスに8-7と惜敗した。

■逆方向へのパワーがヤバい

前日、大谷は右前腕のけいれんで途中交代し、現地メディアをも心配させた。しかし、今日の試合にも先発出場した大谷は、第1打席に4試合ぶりの一本、それも逆方向への大きな当たりを披露し、現地メディアを安堵させた。

この一発に『オレンジカウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者は、ツイッターに「彼の前腕はOKだろう」と投稿し、『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者も、「(読者で)まだオオタニの前腕の状態を心配しているなら…今季23号を打ったし」と、杞憂払拭を伝えた。

また、現地メディアはこの逆方向へのホームランに注目した。元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者は「オオタニの逆方向へのパワーがヤバい」と仰天。MLB公式アカウントは、「ショーヘイのスイングはただただ美しい」とその魅力に打ちのめされたようだ。

■7得点すべてソロホームランの珍記録達成

7回に再び大谷の24号ソロが飛び出すとフレッチャー記者は、「大谷が今日2本目。もちろんソロ弾だ。エンゼルスはこれで計6本のソロ。歴史的な出来事が起こっている。おかしな歴史だ」と驚いた。

エンゼルスはその後も、9回にモニアックのソロを追加し計7本目を記録。フレッチャー記者は、「歴史的だ」と投稿し、『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者は「7得点をすべてソロホームランで挙げたチームは今まで居ない」と伝え、敗戦後も「本塁打(7本)で負けるという球団記録を作った」と呟いた。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)

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