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第27回マーメイドS(GIII、芝2000m)の枠順が17日、JRAより発表された。
昨年の本レースで2着だったクラヴェルは6枠11番、昨年のエリザベス女王杯で4着になったソフトフルートは2枠3番、京都記念8着からの巻き返しを狙うマリアエレーナは6枠12番、愛知杯以来の重賞2勝目を狙うルビーカサブランカは5枠9番に入った。
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ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
■複勝率トップ「7枠」に伏兵
人気が予想されるクラヴェルとマリアエレーナが入った6枠は【0-1-1-18】勝率0.0%、連対率5.0%、複勝率10.0%と優勝がない。2015年に1番人気に推されたマリアライトは2着、14年に2番人気フーラブライドは3着だった。26回開催されている本レースで、同枠の1番人気が優勝したことがないのも気になるところだ。
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また、こちらも人気が予想されるソフトフルートが入った2枠は【2-0-0-13】勝率13.3%、連対率13.3%、複勝率13.3%と、2回の優勝しているが、これは2019年の7番人気サラス、18年の10番人気アンドリエッテと人気薄が成績を残している。逆に、人気を集めた2019年の1番人気センテリュオは4着、12年の2番人気スマートシルエットは14着と馬券に絡むことができていない。
最多となる3回の優勝がある7枠には、ハギノリュクスとラヴユーライヴが入った。昨年は5番人気のクラヴェルが2着、2020年の7番人気サマーセントは1着、15年の10番人気パワースポットは3着、13年の10番人気アグネスワルツは2着と人気薄も好走している。
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文・SPREAD編集部