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北京五輪は7日、スピードスケート女子1500メートルが行われ、世界記録保持者の高木美帆は1分53秒72を記録し銀メダルを獲得した。金メダルは逃したが、通算4個目のメダルとなり冬季五輪では日本人最多となった。
金メダルは五輪新記録の1分53秒28をマークしたイレイン・ブスト(オランダ)、銅メダルはアントワネット・デヨング(オランダ)。日本勢は佐藤綾乃が1分54秒92で4位、高木美帆の姉・菜那が1分55秒34で8位だった。
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■金メダルのブストとは0秒44差
「スーパー中学生」としてバンクーバー五輪に出場し注目を集めた高木美は、2回目の五輪出場となった平昌大会での同種目でブストに0秒20差で敗れて銀メダル。女子1000メートルでは銅メダル、女子団体追い抜きでは金メダルを獲得した。
高木美は今五輪で5種目最大7レースに挑戦。500メートル、1000メートル、1500メートル、3000メートル、団体パシュートに出場する。4種目以上でメダルを獲得すれば、冬季五輪では日本勢歴代最多となる。
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文・SPREAD編集部