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巨人・坂本勇人は、24日と25日の阪神戦で2試合連続の複数安打を放つなど9月の打率.392と好調。今週は中日とDeNAと対戦するが、今季チーム別打率がともに.254と相性が良いとは言えない。今月は苦しい試合が続いているだけに、主将のバットから勝利に貢献する一打に期待したい。
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■9月は79打数31安打と絶好調
9月27日現在で首位と4ゲーム差の3位の巨人。9月に入って6勝11敗5分の勝率.353という苦しい戦いが続いているが、その中で気を吐いているのが、主将の坂本である。
今季の働きを月別に振り返ると、5月に月間打率.364をマークした後、6月は打率.217、7月を打率.250と調子を落としたが、東京五輪を挟んだ後半戦に入り、8月に打率.259とやや調子を上げると、9月は現時点で打率.392(9月は現時点で打率.392(79打数31安打)、5本塁打、14打点と絶好調。先週の6試合でも、猛打賞1回、マルチ安打2回をマークし、打率.391(23打数9安打)、1本塁打、4打点を記録し、9月の月間打率は、鈴木誠也(広島)の打率.384を上回り、リーグトップを誇っている。
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迎える今週は中日との3連戦で9月が終了し、10月に突入する。ここまでの9月は、自らのバットがチームの勝利につながることが少なかったが、今週はどうなるか。今季通算でも打率.298と3割到達目前の中、坂本のバットに対する期待は大きい。チームを勝利に導く一打を放つことができるか。
(成績は9月26日時点)
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB