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■セダブリランテス
2017年のラジオNIKKEI賞、2018年の中山金杯など、重賞2勝の実績を誇るセダブリランテスが、6月のエプソムC以来3か月半ぶりの実戦を迎える。その前走では見せ場なく17着に敗れているものの、時計勝負になってしまい分が悪かったよう。さらに4つのコーナーをまわる競馬のほうが向いているだけに、ワンターンの東京芝1800mも本質的に厳しかった。
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今回はホームストレートからスタートするように、コースをぐるっと1周する中山芝2200m戦。道中で脚を溜めやすく、条件は好転すると見る。もともと鉄砲駆けが利くタイプで、稽古でも素軽い動きを見せているだけに久々も問題なさそう。レイパパレやグローリーヴェイズといったGI馬を除けば重賞2勝の実績は最上位だし、圏内争いに加わってきていい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。