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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」でスタメン出場。4打数無安打3三振で、打率は.260となった。チームは1-4で敗れ、借金2となっている。
この試合ではヤンキース先発のゲリット・コールが7回4安打1失点、15奪三振の力投でエンゼルス打線を圧倒。米放送局「SNY」ではコールや女房役であるカイル・ヒガシオカの試合後コメントを紹介しており、「(試合前の)ブルペンではかなり調子が悪かった」と意外な舞台裏を明らかにしている。
【実際の映像】大谷翔平も豪速球に3三振と完敗…エンゼルス打線を圧倒したゲリット・コールの奪三振ハイライト
■シーズン9度目の2桁奪三振
名門球団のエースが、“剛腕”の名にふさわしい快投を披露した。コールは初回からエンゼルス打線を寄せ付けない投球で、毎回の15奪三振。大谷とは3打席対戦したが、全て98.4マイル(約158キロ)以上の豪速球で空振り三振に切ってとった。
今季14勝目を挙げたコールの好投を「SNY」も称賛し、「シーズン9度目の2桁奪三振は、1998年のデビッド・コーンと並びチーム史上最多タイ」と、かつて完全試合も達成した名投手と肩を並べる偉業を紹介している。
また、女房役のヒガシオカによる「正直、試合前のブルペンではかなり調子が悪いと感じた。ただ、これは彼が好投する予兆でもあるんだ」というコメントを報じ、好投の舞台裏を紹介。コール自身も「(エンゼルス打線にとって)今日の投球は予測不可能だったはず」と手応えを口にしている。
【実際の映像】大谷翔平も豪速球に3三振と完敗…エンゼルス打線を圧倒したゲリット・コールの奪三振ハイライト
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文・SPREAD編集部
It’s a Cole world, after all. pic.twitter.com/mdBtLNAna3
— New York Yankees (@Yankees) September 2, 2021