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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は15日(日本時間16日)、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「1番DH」でスタメン出場する。
前日の試合では、初回の第1打席に打球速度107.8マイル(約174キロ)の弾丸ライナーで右翼スタンドへ運ぶ、今季39号の本塁打を放ち、エンゼルスの左打者としてはレジー・ジャクソン(1982年)の球団記録に並んだ。
続く第3打席ではセンター方向への単打を打ち、今季31度目のマルチ安打を達成。さらに二盗を決めて今季17個目の盗塁をマークするなど、5打数2安打、1本塁打、1盗塁と、打って走っての「SHO TIME」でエンゼル・スタジアムを沸かせた。
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■2試合連続アーチで40号到達なるか
14日(同15日)終了時点、39本塁打はア・リーグ2位のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に4本差をつけてトップを独走し、86打点は現在トップのラファエル・デバース(ボストン・レッドソックス)に3打点差。
投手としてチーム最多の7勝を挙げながら「打撃2冠」をも射程に入れ、文字通り“二刀流”の活躍を見せている。
10日(同11日)のダブルヘッダー2試合目となるブルージェイズ戦から1番打者として起用され続け、現在5試合連続安打中で、6安打、2本塁打、4打点と好調の大谷。2試合連続アーチで左打者としては球団新記録となるシーズン40号へ到達するか、注目が集まる。
◆【動画/前日の今季39号】打球速度174キロの弾丸ライナーで右翼スタンドへ着弾
◆1番起用は復活への起爆剤 指揮官「ラインナップ全体でオオタニを助けることが目的」
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試合情報
エンゼルス-アストロズ試合開始:日本時間8月16日(月)5:07中継情報:AbemaTV、スカパー! Jsports
文・SPREAD編集部
■左打者球団新記録タイのシーズン39号
39 HR. pic.twitter.com/P6WzLtOTeG
— MLB (@MLB) August 15, 2021