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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が3日(日本時間4日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で出場することを発表。
前日に今季3度目となる1試合2本塁打を放つなどシーズン30号に到達しており、2004年に松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した日本人最多のシーズン31号に並ぶか、注目が集まる。
なお、トロント・ブルージェイズのゲレーロJr.は3日(同4日)のタンパベイ・レイズ戦で4打数1安打で本塁打は出ておらず、現在、本塁打王争いは3本差で大谷が独走している。
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■彼がやっていることは前代未聞
2日(同3日)のオリオールズ戦では、2打席連続の本塁打に加え、同点の9回裏には今季12個目の盗塁を成功。さらに、4番ウォルシュのライト前ヒットで一気にホームインし、前進守備のライトが投じた好返球を間一髪のタイミングでくぐり抜けて、サヨナラのホームを踏むなど“足”でも魅せた。
試合後、マドン監督は「彼がやっていることは前代未聞。オールスター級のパフォーマンス、それ以上かもしれない。監督として彼のキャリアに関われて嬉しく思う」と手放しで称賛。
今日の試合ではどんな「SHO TIME」を見せてくれるのか、大谷のプレーから目が離せない。
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文・SPREAD編集部