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9日終了時点、セ・リーグは阪神が、2位・巨人に3.5ゲーム差で首位をキープ。ルーキー4番・佐藤輝明は最近6試合で本塁打3本、9打点を挙げてチームを牽引する。熾烈な本塁打王争いは、佐藤輝、ヤクルトの村上宗隆、山田哲人の3選手が10本で横並び。
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安打数で見れば、広島・菊池涼介は11試合連続安打と、再び量産体勢に入り、打率.360で首位打者を独走中だ。これを14試合連続安打の中日・大島洋平が追いかける。また、16試合連続安打の巨人・ウィーラーは、新型コロナ感染での戦線離脱があり規定打席に到達していないものの、今季打率は驚異の.465を誇る。
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ここでは、5月9日終了時点におけるセ・リーグ打率TOP5の安打数の推移グラフで「好不調」をチェックしていく。
■セ・リーグ打率TOP5
広島・菊池涼介
▼今季通算率.360|打150|安54|本5|点14|振23▼最近6試合率.409|打22|安9|本0|点2|振2
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11試合連続安打中で首位打者を独走。最近6試合でマルチヒット3回とヒットを量産し、安打数54は2位のDeNA・佐野に7本差をつけるリーグトップだ。ただし、12・13日の対戦相手となるヤクルトには今季のチーム別打率ワーストの打率2割後半。今の勢いなら心配無用か。
中日・大島洋平
▼今季通算率.328|打137|安45|本0|点8|振17▼最近6試合率.346|打26|安9|本0|点6|振3
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現在、14試合連続安打中。1日の巨人戦では2本のタイムリーヒットを含む猛打賞を記録し、3打点でチームの勝利に大きく貢献した。8日の広島戦でも先制タイムリーを放つなど、チャンスで一打が出ている。今季の自身ワーストとなるチーム別打率.250の阪神戦で好調をキープできるかがカギ。
ヤクルト・村上宗隆
▼今季通算率.322|打115|安37|本10|点26|振33▼最近6試合率.450|打20|安9|本0|点4|振4
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過去6試合で4打点と4番の仕事をキッチリと果たし、マルチヒット2回、猛打賞1回と、ヒットも量産中。7日の巨人戦では同点に追いつくタイムリーヒットを放ち、チームの勝利をたぐり寄せた。12・13日の広島戦は、今季6本の本塁打を放っている神宮球場。4月27日以来の一発にも期待。
阪神・糸原健斗
▼今季通算率.321|打134|安43|本1|点13|振20▼最近6試合率.182|打22|安4|本0|点2|振4
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最近6試合で4安打とヒット数こそ少ないが、DeNA3連戦では犠牲フライで2打点と要所で仕事を果たした。ただ、9日は4打数無安打と、安打数グラフは低空飛行と言ったところ。12日からは甲子園で中日3連戦。今季の球場別打率.318の本拠地でV字回復を狙いたい。
DeNA・佐野恵太
▼今季通算率.320|打147|安47|本4|点11|振17▼最近6試合率.364|打22|安8|本2|点2|振3
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GW期間の中日3連戦では3試合連続でマルチヒットを記録し、2試合連発の本塁打を放つなどの活躍を見せた。しかし、本拠地・横浜スタジアムで迎えた7日からの阪神3連戦で調子を落とした。横浜スタジアムは今季の球場別打率.263と低調。11日からの巨人戦で挽回したい。
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文・SPREAD編集部