FISノルディックスキーワールドカップのジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第6戦目が行われ、2018年平昌五輪銅メダリストである高梨沙羅が今季初優勝を果たした。
高梨は1本目のジャンプで90m、121.2点をマークして首位に立つと、2本目でも再び90mを記録して合計得点238.4点を獲得。2位のニカ・クリジュナルに0.4点差をつけて通算58勝目を飾った。またこの勝利により、ワールドカップで男女通じて歴代最多勝利を更新するとともに、2011~12年シーズンから10季連続優勝となっている。
なお高梨は前日5日に行われた個人第5戦目の1回目で91.5mの大ジャンプを見せたものの、飛躍後にスーツ規定違反により失格になっていた。
また同じく日本から参戦した丸山希は219.1点を記録して自己最高に並ぶ6位、岩渕香里は199.9点で21位。勢藤優花はスーツの規定違反で失格、伊藤有希は予選落ちとなっている。
文・SPREAD編集部