昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアの次走が3日、4月4日に阪神競馬場で行われる大阪杯になることがわかった。同レースにはすでにコントレイルが参戦を表明しており、現役最強短距離馬と無敗の牡馬クラシック三冠馬が仁川の2000mでいきなり激突する。
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グランアレグリアは父ディープインパクト、母タピッツフライの5歳牝馬。昨年の安田記念では単勝1.3倍の圧倒的な支持を集めたアーモンドアイを破りGI2勝目を飾ると、秋にはスプリンターズSとマイルCSでも最先着を果たし、2020年のJRA最優秀短距離馬を受賞している。
同馬は過去、マイル戦までにしか出走経験がないだけに、大阪杯に出走となれば2ハロンの距離延長に対応できるかが好走の鍵となりそうだ。なお前哨戦は使わず、直行する見込みとのこと。
一方のコントレイルは昨年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞を負けなしで制し、日本競馬史上3頭目となる無敗の牡馬クラシック三冠馬に。古馬と初対戦となったジャパンCではアーモンドアイに敗れており、捲土重来の走りに期待がかかる。なおこちらも大阪杯へは直行の予定だ。